第872号 国会に初登院

2019年2月9日 (土) ─

 5日、国会に初登院し、衆議院議員として6期目の新たなスタートを切りました。

◆当選証書受け取り、国会へ

 午後4時から総務省で当選証書を受け取り、その足で事務所スタッフと共に衆議院正面から国会議事堂へ入り、事務局応接室にて衆議院議員バッジが付与されました。小選挙区当選しか経験がなかったため、比例も繰上も全てが初めてで新鮮に感じられました。

 事務局から出ると早速記者に囲まれ、議事堂前で記念写真を撮りながら、今後の活動方針を説明しつつ、議員会館の新しい事務所に向かいました。その間にも与野党問わず多くの議員から「お帰りなさい!」と声をかけて頂き大変有難く感じました。

◆本会議で初仕事

 初登院早々ながら、午後7時過ぎからは、2018年度第2次補正予算採決を行う本会議に出席しました。

 大島議長から議員紹介を受け、少し気恥ずかしい思いの中、皆さまに頭を下げるとともに、熱気に満ちた本会議場の様子を体感し、いよいよ国会に戻ってきたのだという思いを新たにしました。

 本会議で討論された補正予算は、厚生労働省の統計不正により、その妥当性が十分審理出来ない状態に陥っていることに加え、10月に予定されている消費税の10%引き上げへの対応費用としての性格も帯びており、消費税増税に反対する私としては到底賛成できるものではありませんでした。よって、国会議員としての初仕事としては、補正予算採決に反対しました。
 
◆自由な立場で政策を練る
 今後の国会活動について、現在、私は無所属の身であり、衆議院の所属委員会は決算行政監視委員会に決まりました。党や会派には属しませんが、国会図書館や調査室の利用など、議員としての調査研究権をフル活用して、国政の現状を質して参ります。また、かつての仲間からは政策の勉強を一緒にやっていこうという声も頂いており、自由な立場の今だからこそ、浪人も含めた仲間を募って党派に縛られない勉強会を立ち上げ、真に国民の生活に資する政策は何かということを研究し、野党内にその輪を広げていこうと考えています。

 

スタッフ日記 「馬淵澄夫事務所、第二章始動!」

 1月6日、樽床伸二代議士の補選出馬表明を受けて、馬淵澄夫の繰上当選が明らかとなり、2月5日に6期目の衆議院議員として初登院し、再び国会へと戻って参りました。

 私自身、落選以降のこの1年3ヶ月、お支え頂く多くの喜びと同時に苦しみながらそれでも前へと進む期間でもあったと振り返ります。国民民主党公認の県会議員予定候補者として活動する中、国会議員である時も、またそうでない時も、あたたかく寄り添い馬淵澄夫と共に歩んで頂いた後援会の皆さまに支えられながら、改めて自分自身の使命とは何か、正面から向き合うことができたと思っています。

 それは、奈良において唯一となる野党の議席を命を懸けても守り、統一地方選挙・参議院選挙と続く選挙イヤーに向け、県内野党勢力の拡大の大きな原動力となることを信じ、私は衆議院議員となる馬淵を、秘書として支えることこそが奈良県の今後の政治における、私の最大の使命であり、7年前より変わることのないたった一つの思い、だと強く感じるに至りました。自身が奈良市・山辺郡選挙区での3人目の候補者として選挙戦へ挑むよりも、秘書として国政で再び活動する馬淵を支えながら、地元事務所の維持、選挙体制強化に努め、現職である田尻県議、猪奥県議のお二人を全力で応援することが県政においても最良の選択であると結論に至りました。

 改めて原点に立ち返り馬淵澄夫を支えるという立場から、政治に携わる者としての成長と豊かな人間性を確立できるよう精進して参ります。皆様には大変ご迷惑をおかけすることとなりましたが、何卒、ご理解ご了承頂きたく、今後とも皆様と共に歩んでいくことを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。(公設第一秘書  森田 浩行)

第872号 国会に初登院