第652号 分析 両議院懇談会 

2014年8月16日 (土) ─

 先月31日、民主党両院議員懇談会が開かれ、海江田万里代表の続投が決まりました。 

 2012年12月の党代表選で、海江田代表の唯一の対立候補として戦い、現在、選対委員長として執行部にいる者として、今回の件について、私なりの整理・分析をしてみたいと思います。

◆岡田発言が分岐点に 
 両議院懇談会は、海江田代表が、昨年の参院選後1年間の成果を説明する場として開かれたものですが、報道では、代表選前倒し論が唱えられる中、海江田代表続投の可否を事実上決める場として報じられていました。 

 懇談会出席議員95人のうち、発言したのは29人。この中で代表選前倒しを求めたのは16人でした。しかし、懇談会で前倒し論を唱えたある議員は、その日の夜、私に「(続投が)ひっくり返らないことは、分かっていた」と語りました。懇談会が始まった時点で、すでに結論は出ていたのです。 

 なぜそうなったのか。潮目が変わったのは、岡田克也元代表が代表選前倒しを求めた22日の党常任幹事会でした。 

 これ以降の総支部長(次期衆参候補者)会議や地方組織幹部を集めたブロック会議で、代表選前倒しを主張する意見はほとんど出なくなりました。たとえば、岡田発言直後、その情報が駆け巡る中で行われた22日夕の総支部長会議で、前倒しを求めたのはごく少数でした。さらに、24日の会議では、前倒しを訴えたのは1人だけでした。むしろ、会議では、「ここで、ガタガタするな」との意見が多かったのが事実です。22日以前のブロック会議では、一定数の出席者が前倒しを要求したこともありましたが、様相が一変したのです。

◆組織としての防衛本能 
 代表経験者の岡田氏の発言は大きな影響力を持っています。岡田氏の発言により、「本当に党が分裂するのではないか」という危機感が、具体的な形で、全国の地方組織・党内に広がり、組織としてのある種の防衛本能が働いたのではないかと考えます。 

 もちろん、7月13日に投開票された滋賀県知事選で、三日月大造・前民主党衆院議員が与党推薦候補を破り当選したことが大きかったのは言うまでもありません。代表・幹事長は、滋賀知事選の結果は自らの成果ではないとして否定していますが、選挙後、全国の県連幹事長や選挙責任者から、「評価する」、「重く受け止める」との多くの声が上がり、全国の党員が勇気づけられた、その流れがあったことは確かです。

◆選挙が党を育てる 
 とはいえ、まだ党が完全に1つにまとまっているとは言えないのも現実です。私自身は、「党内融和」を最優先することを必ずしもよしとはしませんが、組織としての結束が党再生の前提であることは確かです。 

 今後、党が本当の意味で結束するためには、1つ1つのハードル、すなわち選挙を、着実に乗り越えていくことが重要です。選挙という有権者の審判の洗礼を受けることこそが党の政策を育て、結束を強めます。選対委員長として、そう改めて実感した両院議員懇談会でした。(了)

 

スタッフ日記「一部どころではないもので…」 
 有名人の方は出歩く時にメガネをかけて変装しますが、私の場合はその逆で、いつもかけているセルフレームのメガネを外してしまうと、ほとんどの人は私に気づいてくれません。 

 その昔、私の住む南関東では「メガネは顔の一部です~♪」というCMが頻繁に流れていたのですが、顔のもつ最大の役割を「自分だと認識されること」とするならば、一部どころではなく、私の顔の8割くらいはメガネでできているといっても過言ではありません。自分でもメガネを外し、コンタクトをしたときの自分の顔に物足りないような違和感持ってしまう位です。 

 それほど大切であるにも拘らず、先日メガネを踏んづけて壊してしまいました。とても疲れていて倒れるように眠ってしまった翌朝のことでした。 

 幸い、鼻パッドが両方折れただけで済んだのですが、それでも素人が接着剤で直せるようなシロモノではありません。焦りました。 

 しかし、すぐに気を取り直し、買った店に修理に行く事を決めました。何しろ、福井県眼鏡協会直営の東京ショールーム(その名もグラスギャラリー291、といいます)なのです。期待が持てます。 

 福井の、世界に名だたる鯖江の職人さんなら絶対直してくれるに違いない、そう信じ、でも念のため調べると、真っ二つに割れたメガネすら「修理可能」と豪語しています。私が大舟に乗ったような気持ちになったのは言うまでもありません。 

 修理に出して、1週間。愛するメガネは修理をしたとはわからないくらい立派に、ぴかぴかになって帰ってきました。 

 郵送修理も可、どこで買ったメガネでもOKとのことなので、大切なメガネが壊れてしまって…、という方にお薦めです!(シズ)

第652号 分析 両議院懇談会