二候補出馬表明!

2006年4月6日 (木) ─

 前原代表辞任表明の中、代表選に向けて議員たちが動き出す。結構、これを見ていると面白い。

 へぇー、この人がこう動くんだ!?、みたいな連続となる。

 しかし、もちろんのこと傍観者でいることは許されない。この局面で、国民への民主党再生へのアピールをどのように行うべきかを考えながら、慎重に行動をしようと思案している最中、二候補が夕刻相次いで立候補の意思表示を会見にて行った。

 まずは、小沢元副代表。行革特を終えて会館の部屋に戻って、テレビの会見生中継を食い入るように見る。何だ、泰子ちゃん(小宮山代議士)が司会か。

 次いで、菅元代表の会見が行われる。これも出先でニュースを見る。

 ホーッ!、そうかそうなったか!!。

 昨日、鳩山幹事長主催の音羽の鳩山会館での花見の席にお招きいただき訪れたのだが、すごい報道陣に圧倒され、「なるほど、そういう場所になってたのネ。」と一人政局が読めずにずれていた。

 しかし、多くの報道陣の皆さんには、聞かれれば立場もわきまえず、「やっぱり開かれた代表の選出が望ましいのではないか。」と語ってきたのだが、それでも話し合いによる候補者調整が行われるやに聞いていたので、正直驚きである。

 そして、今日の小沢さんと菅さんの出馬表明。これで、候補者決まりか!と思っていると、末松代議士や河村代議士の表明も聞こえてきて、何が何だかわからん状態となってしまった。

 しかし、自分の中では確固たる想いがある。

 立候補者はどなたであろうと、この状況で「火中の栗」を拾いに行く勇気に敬意を表しつつ、その想いをしっかりと自分の目と耳で見て聞き分けて判断したいと思っている。

 自分の持っているのは1票。

 両院議員総会ということで、国会議員の票だけで新代表が決まる。極めて重い1票である。

 その1票は、代表候補者の演説で決めたいと思っている。これについては、昨日、泉代議士や高山代議士たちと立会演説会の要望賛同者を募った。今日、選対委員長宛にその要望書を泉代議士が提出している。是非、たっぷりと時間をとって候補者の演説を聞かせていただきたいものである。

 さらに、要望がもうひとつ。質疑応答時間を是非とって欲しい。

 新代表となられる人の理念や政策や党運営について、忌憚ない質問へのご回答をいただける場の設定を是非お願いしたいと思っている。

 その上で、純粋な気持ちに立った1票を投じたい。

 小沢さんであれ菅さんであれ、それこそその他の候補者たちといえども政治家の真骨頂は、「言葉」である。どれほどの言葉をぶつけてくれるか。

 われわれ同じ党の政治家たちの魂を揺さぶらずして、国民への訴えはない。

 代表選の7日が楽しみである。

二候補出馬表明!