秋期大祭
2005年10月23日 (日) ─
護国神社の秋期大祭に参列。
靖国神社の秋季大祭への総理の参拝は大騒ぎになったが、奈良でのまぶちの参拝は平穏無事だ(当たり前!)。
奈良県で一つの護国神社の例大祭なので各選挙区からも国会議員が集まる。
国会議員の玉串奉奠で名が呼び上げられる。田野瀬さん、高市さん、滝さん、奥野さん、そして私に鍵田さん。続いて森岡さんの名前も読み上げられたが来賓席にはいらっしゃらない。アレッ、と思っていると後方の境内からから駆け上がって来られた。
実に選挙戦でお見かけして以来のこと。
少々お疲れのようにも見えたが、声掛けするタイミングすらない速さで一気に駆け抜けていかれた。
一度お会いして、一言でも言葉を交わせたら、と思っていたのだが...。
しかし、お元気そうな姿を見てうれしかった。
今から5年前の選挙で私は森岡さんに敗れ、浪人の道を歩むことになった。しかし、あのときの経験が今日の私を作ってくれている。その後、国会に行かせていただくようになっても、先輩議員として礼を持って接させていただいた。
いろんな意味で、森岡さんに感謝している。選挙の厳しさや、政治で生きることの大変さをその姿をもって示してくださっていた。
いつか、ゆっくりと言葉を交わせる時がくればなぁ、と思いをいたしながら、御霊への哀悼の誠をささげて、護国神社を後にした。
去り際に、少し寂しいなぁ、と思ったのは、自民党の現職の方々の困惑された表情と、県会や市会の地方議員の方々のよそよそしい姿だった。
秋期大祭