3日後に国幹(こっかん)会議

2009年4月24日 (金) ─

 第4回国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)が突如来週の月曜日に開かれることが発表された。

 1年4ヶ月ぶりに開かれるこの国幹会議で、新たな整備計画策定区間、暫定2車線の4車線化、今後の高速道路のあり方の三点を27日の午後6時半から(!?)の2時間の会議で決定してしまうという、すさまじい仕組み。

 新たな整備計画のひとつとして上げられている東京外環道一つとっても事業費は1兆6千億円に上る。こうした整備計画が今回4つ挙げられるのだが、国幹会議メンバー衆参10名、経団連会長をはじめとする学識経験者10名の20名が当日に全ての資料を見せられて、判断せよ!と迫るのがこの国幹会議の実情だ。

 審議しようにもできない状況で、「ハイ、法律で定められていますのでお決めください」と進められるのだ。

 おかしい。どう考えても、おかしいことがまかり通っているのが、道路行政。

 緊急に午後、国土交通部門会議が開かれ国交省から月曜日開催の国幹会議について説明を受ける。本日含め、当日までに委員の先生方にはご説明に上ろうと思っています、の国交省の説明に、なーるほどね、とうなずく国会議員は一人もいない。

 結局、国幹会議の傍聴に月曜日の午後6時半、会場のホテルオークラ(!)に行くことにした。急遽、国土交通委員会でも質疑することになった。

 2月26日の予算委員会で確認した件だけに、ほっとけない。

3日後に国幹(こっかん)会議