第816号 2018年頭所感

2018年1月1日 (月) ─

 新年あけましておめでとうございます。

◆「激動の1年」を振り返る
 昨年は、10月22日の総選挙において5期14年間預からせていただいた議席を失う結果となり、一年の締めくくりを非議員として送ることになりました。

 昨年年初より、選対委員長として取り組んできた都議選対策、衆院補選対策、又、皇位検討委員会事務局長として超党派でまとめてきた皇室典範改正による天皇陛下退位の法制化など成し遂げたこともありましたが、振り返れば、総選挙によって、これらの結果や成果など霞んでしまうほどの激動の一年となりました。

 総選挙の結果について、ご支援頂いた多くの皆様のご期待に応えることができず、落選となりましたことは痛恨の極みであり、大変申し訳なく思っております。

 私自身、1999年に民主党の公認を得て以来18年間、一貫して民主党・民進党で政治活動を行って来ました。「穏健保守」の大義を掲げて活動を続けてきた私にすれば、議員全員参加の両院議員総会で決めた大きなプラットフォーム作りを実行した結果であり、皆で決め、自らも決めたことですから、悔いはありません。

 全ては自身の力不足、自らの不徳の致すところであり、全ての責任は私にあると思っています。

 為政者の、政に身を奉じるものの、心構えとして聖武天皇が語られたお言葉、「責めはわれ一人にあり」を胸に刻みつつ、自らの力不足を痛感するとともに、今後更なる自己研鑽を続けていかねばと気持ちを新たにしています。

◆歩みを止めず、前に進む
 本年は、議員ではない立場から、政治、経済、社会、国民の思い、そして自身を見つめ直し、再び真に奈良1区の皆様にとって必要とされる議員として、自らに何が求められているのかを模索しながら、議席奪還を目指して精進して参ります。

 特別国会が年末に閉じられ、1月22日にも通常国会召集と報じられていますが、総選挙結果を受けてのバラバラの野党では、与党に対峙することができないことは先の特別国会の論戦を見ても明らかです。先の総選挙比例票をみても明らかなように、「消極的選択」の上に成り立っている、現政権に代わる安定した野党勢力の結集を図ることが必要であり、浪々の身であろうとも、これらの勢力結集のための要となることがあると信じて活動して参りたいと思います。そのためには、無所属の政治家として、地元奈良での活動はもとより、生駒も含めて、生活者に密着した課題の抽出に全力を挙げ、国政へとつなぐ活動や、日々の現実の課題から見える普遍的な制度構築、税の再分配の提言などに取り組んで参りたいと思います。とりわけ、奈良及び生駒に関わるプロジェクトに関して、具体的な提言を行って参りたいと思います。

 そして、常々申し上げてきた、「中央集権型国家体制の構築」と「地方分権型国家体制の構築」が併存してきたこの国の今後のあり方について、奈良というこの国の始まりの地から、大きなビジョンを示し、我が国の喫緊の課題である「地域活性化」に全力を尽くして参ります。

 今年も、ご支援ご指導賜りますよう、心よりお願い申し上げます。(了)

 

森ちゃん日記
 皆さま、新年明けましておめでとうございます。

 奈良で6度目の年越しを迎え、昨年は、28年間の人生の歩みにおいても忘れることのできない年となり、今まで以上に本当に多くの方にお世話になりました。

 事務所新体制が始動し2ヶ月が過ぎ、全ての環境が変わる中で、この間あまりにも日々が足早に過ぎていくのに振り落とされそうになりながら、それでも見えない所で皆さんに背中を押して支えて頂きながら、こうして新年を迎えられることに感謝の思いがこみ上げてきます。あの瞬間から失ったもの以上に多くのご縁とあたたかいお言葉に何度も助けられ、そして気付かされることが多く、物事の表面的な部分だけを求めてきた自分に反省し、見えなくとも内在する場所で動く力の大きさと、自分の力量の小ささを痛感すると同時に新たな決意をしております。

 今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 年末年始は馬淵事務所としても恒例の行事が立て続きにありました。年末の夜警消防団挨拶回りから、1日の早朝にかけての寺社年始挨拶回りまで、各所で雑煮やおしるこを頂きながら、例年とは異なり今年は代議士と二人きりでの挨拶回りに、今年一年覚悟を持って、そして、改めて事務所長としての責任を感じる瞬間でもありました。

 新千歳空港から車で40分ほど、底冷えする奈良の寒さとは一味違う本場北海道の極寒を肌で感じながら、1日の朝、仕事を終え、北海道へ帰省して参りました。

 北海道を離れて大学へ進学してから10年もの時の流れが経過し、変わりゆく田舎街を眺めて、しんしんと降り積もる銀世界を目の前にすると、やっと帰ってきたのだと実感して、肩の力を抜くことができました。 この1年はまさに激動の1年だったせいか、家族や親族との挨拶を終えて、外へ散歩をしながら新年をどのように迎えていこうかとゆっくりと考える時間がありました。

 流動的に先が見えにくくなりつつある国政において、それでもブレずに真っ直ぐ前を向いて進めるか。最後まで自分の道を信じるために何をすべきか、覚悟の1年。

 雪を掻き分けながら、地面に感じるかすかな土の感触と、分厚い雪の下でも春を待ちながらじっと、そして一面に咲き誇る北海道のふきのとうをふと思い浮かべながら、背中に感じるあたたかさと共に、厳冬の田舎道を一歩ずつ歩いていました。

第816号 2018年頭所感