第755号 蓮舫代表に求めるもの

2016年9月17日 (土) ─

 民進党は15日、臨時党大会を開き、蓮舫参院議員を新代表に選出しました。

◆蓮舫新代表に求めるもの
 このところ、東京都の小池百合子知事はじめ、海外でも女性リーダーが次々と誕生しています。蓮舫新代表には、民主党時代も含め、初の女性党首として、人事も含め、クリーンで斬新な党運営、党改革を期待します。 蓮舫氏をめぐっては、代表選の最中、我が国と台湾の「二重国籍」を有することが発覚しました。

 蓮舫氏自身が日本国籍を有することは事実で、法的には、国会議員を務めることに違法性はありません。しかし説明が二転三転した点については、政治家として批判を免れないのも事実です。

 これからは、蓮舫氏が言うように「これまで日本人として日本国のために働いてきた」という言葉に、嘘偽りはないと信じてもらえる活躍や振る舞いをしていくことが何より重要です。

◆低調だった政策論争
 代表選を振り返ると、政策論争の部分では盛り上がりに欠けた印象です。

 野党共闘、憲法議論、経済政策など主要争点については、3候補とも似通っており、投票の決め手となる具体的な差異は見受けられませんでした。

 特に経済政策に関して、全員が「財政規律優先」で、消費税増税を前提とした立場を取ったことには疑問が残ります。

 今の経済の状況を見れば、我々が打ち出すべき経済政策は、増税ありきの財政健全化路線ではなく、むしろ消費税引き下げを含めた「個人消費回復路線」です。参議院選挙の結果から考えると、国民はアベノミクスによる景気回復に依然として期待感を持っていたというのは事実です。このことを重くとらえ、議論に反映させるべきだったのではないかと思います。

◆臨時国会に向けて
 今回私は、3候補の誰が本気で民進党を変える覚悟があるのか、それを客観的な立場で最後まで見極めて一票を投じました。

 私自身に「出馬してほしい」というありがたい声も多数頂きました。

 しかし、今は、トップが誰になろうとも、地方組織も含めた選挙態勢の立て直しが出来なければ何も始まりません。私は党が下野して以来、一貫して選挙実務を担当してきましたが、立て直しはまだ道半ばであり、今は「その時」ではないと判断しました。

 26日に召集される臨時国会は補正予算案やTPPなど重要法案が山積みです。

 とりわけ天皇陛下の「生前退位」に関する議論は重要です。与党からは一時しのぎの特措法での対応という声が出ていますが、その背景には、憲法改正議論を先延ばしにしたくないとの意図があります。

 皇室制度の変更という重い課題に取り組む以上、皇室や象徴天皇制のあり方、国家の中の「国体」等についての議論が必要で、スピード感を持ちつつも深い議論を与野党で行うのがあるべき姿です。

 臨時国会では、新代表のもと、これらの課題に野党第1党として、正々堂々、与党と渡り合いたいと考えます。(了)

 

スタッフ日記「USJでのアルバイト」
 私はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の中にあるハンバーガー店で3月からの6カ月間、生まれて初めてのアルバイトをしました。

 USJには1日5万人以上の人が訪れるので、私の働くお店にもたくさんのお客さんが来て、とても忙しかったです。

 USJで働くクルーには「お客様を世界最高の笑顔にするクルーになること!」というモットーがあります。私は常にこの言葉を意識して、お客様を待たせないようにするだけでなく、全身全力の笑顔で会話をすることを心がけました。

 始める前はそれくらい簡単だと思っていたのですが、1日中笑顔でいる事は想像以上に大変で、だんだん顔が引きつってくることもありました。

 でも、大変だからこそ感じるやりがいもあります。例えば、初めの頃、海外からのお客様に、なかなか自分から話しかけることができませんでした。でも、あるとき片言の英語で話してみると、片言で「がんばてください」と、笑顔で返してくれて、嬉しい気持ちになりました。

 また誕生日のお客さんにはクルー全員で一斉のおめでとうをプレゼントするのですが、その時の照れながらものすごく喜んでいる顔をみると、こちらまで嬉しくなりました。

 そういった最高の笑顔が嬉しくて、大学では中国語を専攻し、中国からのお客様とも簡単なコミュニケーションが取れるようにもなりました。

 人に話しかけるのはすごく勇気のいることですが、笑顔と勇気があればどの国の人とも話せることをアルバイトを通じて知りました。この経験を生かして、これからも世界中の多くの人と笑顔を通じて関わっていきたいです。(のん)

第755号 蓮舫代表に求めるもの