第721号 定数削減に取り組む

2016年1月9日 (土) ─

 4日、第190通常国会が開会しました。今国会の重要議題の1つとして挙がっているのが選挙制度改革です。

◆選挙制度はどう変わるか
 改革の内容には大きく分けて2つの論点があります。

 1つは、最高裁判所が続けて「違憲状態にある」との判決を出している一票の格差の是正問題です。そして、もう1つは、2012年に当時の野田総理と、安倍自民党総裁が党首討論で交わした約束である議員定数の削減の問題です。

 この2つを同時に達成するため、衆院議長の下に有識者調査会が設置され、各都道府県の小選挙区定員の削減と、選挙区の区割り変更を議論してきました。今月14日提出の答申では、衆院議員定数を小選挙区で7増13減、比例区で1増5減、総議席数が10減の465議席とすべきとする案が示される見込みです。

 この案によると、東京・神奈川など大都市圏で定数が増加し、東北や九州といった地方を中心に定数が減少します。奈良県も衆院小選挙区が1議席減って3議席となる予定です。ただ、区割りの具体化と法改正・実施には1年程度が必要だと見込まれるため、当面は4選挙区での選挙が維持される模様です。

◆難色示す自民党
 この2つの問題は選挙制度における長年のテーマとされてきました。

 私たち民主党は、衆院小選挙区で3増18減案を示しています。それと比べると今回の答申案は削減数などで見劣りがするものではあります。また、昨年行われた国勢調査が参考にされていないなどの不十分な点もありますが、選挙制度改革の第一歩のためには早急に取り組まなくてはなりません。

 ところが、大島衆院議長が、与党に対し調査会の答申内容を尊重するよう伝えたところ、谷垣幹事長が「党内には答申に沿った見直しには慎重な意見もある」と述べた、また細田幹事長代行は「違憲状態の解消が先決だ」と述べて現行の議席配分を前提に選挙区の区割りを見直すべきだと主張した、と報じられるなど、自民党内にはこの答申案に難色を示す動きがあるようです。

 こうした報道や、削減対象の選挙区の議員の多くが自民党であることを考えると、自民党としては、表向き、最高裁判決と与野党合意に従って、改正に前向きに取り組むことをアピールしているものの、本音は後ろ向きなのではないかと疑わざるをえません。

◆身を切る改革の実現を
 改革を成し遂げるためには国会議員自らが身を切る姿勢を示さなければならない、として私も選挙公約で議員定数削減を主張してきました。

 そして今国会、私は党務としては選挙実務を担い、国会内では政治倫理・選挙制度特別委員会に所属し、選挙制度改革を議論することになりました。

 委員会質疑では、与党の後ろ向きな姿勢を質すとともに、国民の声がきちんと政治に届く選挙制度を実現するため、有識者調査会の答申案で示された改革案の疑問点や不足する点をあぶり出し、必要に応じて修正を提案して参ります。

 定数削減を含めた選挙制度改革が一刻も早く実現するよう全力を尽くします。(了)

 

スタッフ日記「ジオングからパーフェクトジオングへ」
 なんと年明け早々風邪をひいてしまいました。どうにか仕事初めに間に合わせることはできましたが、正月休みは殆ど寝て過ごしてしまいました。

 さて、昨年で一番印象に残っているのは、まぶち会忘年会で2 年越しの願いでもあったEXILEの「ライジングサン」を踊り、代議士とスギちゃんと共演できたことです。

 ある程度満足に踊れたというのはもちろんですが、実は本番の4日前、練習中にテンションが上がり過ぎたのか、噂に聞いていた「ぎっくり腰」をやってしまい、そうした意味でも印象深い出来事となりました。

 私の場合は、「魔女の一撃」と例えられる強烈な痛みではなく、はじめに来たのは踊っている時の捻挫したような感覚と痛みでした。その後、何とか家に帰ることはできたのですが、ここからが強烈でした。

 一晩寝れば良くなるだろう、と横になったものの、激痛で起き上がることはおろか、足をピクリと動かすことすらできなくなりました。無理矢理立っても全く力が入らない足は、あるのかないのか分からない程でした。まさに機動戦士ガンダムのジオング整備兵の名言「あんなの飾りです」状態です。

 やった直後は「残り3 日でEXILEのあんな激しい動きをしなければならないのか…」と絶望的な気持ちになったのですが、連日の必要以上の長風呂と湿布の力で、本番にはしっかり踊れる状態まで持っていくことができました。

 この経験からコンディション作りには自信を持ったはずなのですが、正月から体調を崩すという失態を演じてしまいました。今年は選挙の年ですので、体調には十分注意して頑張りたいと思います。(お松)

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