第648号 必然の「滋賀ショック」 

2014年7月19日 (土) ─

 13日、滋賀県知事選の投開票が行われ、前民主党衆議院議員の三日月大造氏が、大接戦の末に自民推薦候補を破って当選を果たし、「滋賀ショック」と報じられています。

◆結果は偶然ではなく必然 
 当初、劣勢と言われた選挙戦で、三日月氏の勝因はどこにあったのか。私なりに整理すると、以下の3点が挙げられます。 

 まず、嘉田由紀子滋賀県知事の後継者という構図、そして「チームしが」を組織し、草の根の選挙を展開できたことです。事前の調査で、8年間の嘉田県政についての県民の評価は、「評価する」が「しない」の倍となるなど、一定の評価を得ていました。三日月氏は、嘉田県政で特に評価の高い、「もったいない」財政再建路線や、草の根環境自治を引き継ぎ、嘉田県政の継続を求める民意の受け皿になりました。また、自民候補が元官僚で、「草の根選挙」対「組織型選挙」、「草の根自治」対「中央言いなり自治」という、はっきりとした構図を提示できたことも功を奏しました。 

 第2に、自民党の強引な政権運営に対する不安感です。7月1日の集団的自衛権についての閣議決定が、有権者の投票行動に与えた影響は大きかったと考えます。昨年末の特定秘密保護法の強行採決、石原環境大臣の「金目」発言、自民都議・国会議員によるセクハラやじ問題等々、これまで積み重なってきた強引・傲慢な政権運営や右傾化に対する漠然とした不安感・不満が、閣議決定を機に、噴き出してきたという印象です。 

 第3に、三日月氏の「チャレンジング・リーダー」としてのメッセージ発信です。選挙告示日前、マーケティング分析を行ったところ、三日月氏は、新人(チャレンジャー=攻め)であるにもかかわらず、嘉田知事の後継候補としてリーダー(=守り)のポジションを得ていることが明らかになりました。本来、「攻め」と「守り」は両立しません。しかし、ビジネスの世界では、トヨタが業界に先駆けてハイブリッド車を発売したように、業界のリーダーが、革新を行ってチャレンジャーとしての地位を兼ね、「チャレンジング・リーダー」となった時には、圧倒的な強さを発揮するという現象が起きます。今回、三日月氏は、嘉田県政の評価されている面を引き継ぎつつ、足りなかった部分、すなわち、中小企業支援をはじめとした地域経済の活性化策等を訴え、「チャレンジング・リーダー」としてのメッセージ発信を行いました。

◆「受け皿」を求める民意 
 私は、今回、三日月氏の衆院当選同期の有志として、また、民主党選挙対策委員長として、5月の事務所開きから投票日までの51日間のうち、26日間滋賀にはりつき、また、馬淵事務所スタッフはもちろん、民主党秘書団、支部長、議員をはじめ、のべ844名を滋賀に投入して、まさに総力戦で臨みました。 

 選挙戦を通じて、政権に対する不安の受け皿を求める民意が、確かに存在することを改めて確認することができました。1つの選挙における勝利ではありますが、我々にとっては非常に大きな意味を持つ勝利です。今後は、国政においても、有権者の不安・不満を受け止める受け皿づくりが求められます。生活者目線の政策を掲げた「チームしが」と親和性の高い民主党が先頭に立ち、その受け皿づくりを進めていきます。(了)

 

スタッフ日記「『美味しい!』が聞きたくて」    
 いつも仕事を終えると「今夜の夕飯は何にしようかな?」と考えながらスーパーに向かいます。お店に入った瞬間に献立が決まる日もあれば、なかなか決まらない時も多々あります。 

 そんな時は「今日のお買い得品はなにかしら?」とチラシを見たり、よそ様のかごの中を見て「何を作るのかしら?」と想像をめぐらせる事もあります。 

 朝のご飯は定番でよいとしても、さすがに晩御飯は同じものばかり作るわけにはいかないので、アイデアが浮かばないと本当に困ってしまいます。 

 子どもが大きくなって家族が4人から3人に減り、娘も家で夕飯を食べる機会がグ~ンと減った今、主人と2人の献立を考えるのは、何となくつまらないし、作る意欲も湧かないものです。 

 ついつい、似たような、あまり手を加えなくても良いメニューに偏りがちですが、それでも文句を言わずに食べてくれる主人には感謝しなくては! 

 外に出ると、風や空気、庭先に咲いている草花で私たちは季節を感じますが、それは食材にも同じことが言えます。 

 トマト、ゴーヤ、トウモロコシ、なすびなど色とりどりの夏野菜を見ていると、食欲は勿論ですが、美味しいご飯を作りたい気持ちが湧いてきます。 

 今日は夏野菜をいっぱい使って、オムレツと枝豆のスープ、久々にかき揚げを作ってみよう!! 

 「美味しい」と言ってくれる一言は嬉しくもあり、幸せを感じる瞬間であったりもします。夫婦共に歳を重ねてきたので、バランスの取れた食事作りに気をつけながら、食べる楽しさを忘れず、出来るだけ多くの「美味しい」を聞けるように、さぁがんばろう!!(エバ)

第648号 必然の「滋賀ショック」