第461号 ハブ空港を目指して

2010年10月23日 (土) ─

 今後の日本の成長につながる明るいニュースです。21日、羽田空港に完成した4本目の滑走路と新たな国際線ターミナルが開業しました。31日からは国際定期便が32年ぶりに復活し、羽田は来春までに海外の17都市と結ばれることになります。新滑走路の運用により、羽田の年間発着回数は現在の約30万回から数年後には約45万回と1.5倍になります。このうち、国際線の発着枠は昼間3万回、深夜早朝3万回を割り当て、その後、最短で平成25年度中にさらに3万回を配分し、合計9万回へ拡大する予定です。これにより、昼間時間帯は、羽田の都心からの好アクセスを活かしてアジア近距離ビジネス路線が就航したり、深夜早朝時間帯においては欧米を含む世界の主要都市に新たな路線が就航することになります。5月に国土交通省成長戦略で示された羽田・成田の空港容量不足の解消、内・際ハブ機能の抜本的強化、首都圏におけるビジネス・観光両面の都市間競争力の大幅な強化が実現に向け動き出しました。

 一方、成田空港でも新しい動きがありました。発着枠拡大を巡り、国土交通省と成田国際空港会社(NAA)、千葉県、成田市など周辺9市町による「4者協議会」が13日開かれ、年間発着枠を現行の22万回から30万回に拡大することで合意しました。まず、NAAはA、B滑走路の同時離着陸方式を導入することで、ピーク時の空港処理能力を拡大させることになります。さらに、格安航空会社(LCC)専用の旅客ターミナル新設や既存ターミナル拡張などにより30万回を実現させることになります。これらを背景にオープンスカイ(空の自由化:航空運賃や路線の規制を撤廃し、原則自由化しようというもの)を進め、国内路線の拡充や、LCC、ビジネスジェットの対応強化、都心へのアクセスの改善などを行い、アジアのハブ空港としての地位の確立を目指します。首都圏空港全体の容量は現在の約52万回から約75万回に4割以上増加し、特に国際線の容量は現在の約20万回から約40万回へ倍増することとなり、おおむね、向こう10年間は需要を上回る供給が可能となることが見込まれます。

 また、国際競争力を向上させるには、航空会社や利用者が低料金で利用できるようにする必要があります。そのため、航空企業のコスト削減等の自助努力はもちろんですが、国際競争力強化の観点から、平成23年度からの3年間を「集中改革期間」と位置づけ、航空機燃料税については、来年度税制改正要望として、税額を3年間に限り半減することを求めています。また、着陸料については小型機の着陸料を可能な限り軽減するなど、時代の要請にこたえた着陸料体系を検討していくこととしています。

 国際民間航空機関(ICAO)による2005年から2025年の航空旅客輸送量予測によると、世界の各地域で航空輸送量は大幅な増加が見込まれています。特に成長著しいアジア・太平洋地域では年平均で5.8%も増加するとされています。

 今後拡大が見込まれる航空需要を日本の成長に結びつけるためにも国際的なハブ空港の形成が求められます。(了)

 

スタッフ日記「新人ボランティアです!」

 皆様はじめまして。10月から奈良事務所でボランティアをさせていただいております、お松と申します。

 事務所に来るようになりまして、まず一番驚いたのは、このまぶちすみおNEWSです。

 国土交通大臣という立場で非常に多忙な毎日の中、様々な話題に対して代議士の生の声を直に発信する。しかもそれを週刊で発行している。右横にある「週間活動報告」を見る限り、執筆できる時間があるとは思えないのですが、ずっと継続されている。なんて素晴しいことなのだと感動すら覚えております。

 私は、朝は電車を使用しなかったり、使用したとしてもニュース配布終了後の時間だったりしましたので、恥ずかしながら全然知らなかったのですが、平日の午前7時頃から8時までの間、奈良市内の駅のどこかで、毎日このニュースを配るという駅の朝立ちをしております。毎日のことですので、朝立ちの分だけでもニュースの発行枚数は相当の部数で、毎週金曜日の夜には事務所はさながら印刷所のように印刷機がフル稼働しております。

 朝、代議士の思いがたくさん詰まった「声」を皆様に直接お渡しするという大切な役割に携わることができまして、身の引き締まる思いです。ボランティアを通じて様々なことを学ばせていただきながら、事務所のお役に立てるようにしっかりと頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(お松)

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