台風12号被害対策に国も県も全力で

2011年9月5日 (月) ─

 昨晩遅くに静岡から奈良に戻る。荒井知事と電話で台風12号被害状況と対策の最新情報確認。午後には、奈良県社会福祉協議会からの最新情報も来る。

 災害時のボランティアセンターは原則、被災自治体の社会福祉協議会が立ち上げを決定する仕組みとなっており、その宣言を受けて、全国社会福祉協議会が各地の社協に支援要請を行う。

 しかし、今回の場合は、被災自治体が小規模と言う事もあり、奈良では県社協が窓口。

 全国社会福祉協議会が取りまとめた正午現在の奈良県の確認情報を下記する。

 『吉野郡は東・西・中と国道が南北に走っているが、東と西は土砂崩 れで通行止めで現地に入れない状況。東の川上村・上北山村・下北山村とは電話連絡とれて、特段大きな被害出ていない状況。十津川村・野迫川村は国道が東西ともやられて、完全な陸の孤島。十津川村・野迫川村は通信もだめ。五條市は旧大塔村が被災しているが、入れない。五條市の福祉センターが自衛隊の拠点になっている状況。

 黒滝村は村内通行規制で入れ ない状況。黒滝村では社協が避難者への炊き出し等の対応をしている。天川村は坪内という集落に被害が出て、本日現地の社協と打合せ予定。天川村でも社協が避難者対応を検討。川上村でも土砂崩れあり。県社協は、本日、たどり着ける天川村及び五條市に先遣を派遣。しばらくは、その他の地域は入れる見込みはなく、被害地域が山中に点在しているため、災害ボランティアセンターの展開になるかは現時点で不明。』

 いずれにしても、厳しい状況が続いているが県・国一体となっての対応が行われているとのこと。一刻も早い被害者、被災者救出と、緊急車両通行可能な道路啓開が望まれる。

 県連とも連絡を取る。そんな中、「滝県連代表が法務副大臣就任」の一報が届く。

 県連の中枢である、前田国交大臣と共に滝副大臣にもぜひとも頑張っていただきたい。

台風12号被害対策に国も県も全力で