千本ノック

2006年3月1日 (水) ─

 今日の予算委員会第4分科会での文部科学大臣への質疑を終えて、明日いよいよ予算審議は終局となる。

 補正予算審議入りが1月26日、総予算審議が2月6日入りで約1ヶ月間、月曜から金曜、9時から5時までの委員会がまもなく終わる。

 いつ質問が回ってくるかわからない、「その日暮らし」と呼ばれる予算委員会は、常に緊張感あふれていて楽しかった。また、与野党の対決姿勢というのもこの委員会ならではである。

 本当にいろんな意味で、勉強になった。

 初当選以来、希望してきた予算委員会に初めて委員として登用いただき、補正と総予算の冒頭の基本的質疑に2回とも立たせていただいた。そして、今日までに5回、5時間20分の質疑時間となった。

 4点セットに始まり、件のメール問題での紛糾と、予算委員会は国会の中心であるということをいやというほど実感した。まさに「ザ・国会」。

 激しい委員会ではあるが、もう終わると思うとなんだか寂しい気もする。

 と、やれやれと思っていたところに明日の最終日に再度の質疑の機会をいただく。

 先月24日、私の質疑に対する与謝野大臣答弁で委員会が紛糾した。それにより委員会で、再質問の時間が割り当てられた。締め括り総括質疑の直前の一般質疑50分。質疑者は私一人。

 これで、計6回で6時間10分となる。平均的に3回といわれる中、まさに質疑の連続。

 国対委員長を辞された野田さんからは、「千本ノックだな。」と笑われる。自身では「連投」と称していたが、いや確かにこれは試練の「千本ノック」だ。

 なんか、「巨人の星」みたいやな。

 最後は、せっかく与えていただいた時間なので、政策議論をしておきたい。予算委員会らしく、財政、経済問題を取り上げる。追求ばかりではなく、政策やるところも少しは知っていただきたい。

千本ノック