ブラックリスト、NO.1

2006年2月15日 (水) ─

 チョット前だが、政治評論家の有馬晴海さんのお誘いで千葉県の商工会議所青年部連合会での講演に赴いた。

 民主党からは私、そして自民党からは山本一太参議院議員。

 ちょうど衆院補正予算の基本的質疑で、安倍官房長官の政策秘書がヒューザー小嶋氏の依頼を受けて国交省に電話したとの証言があり、安倍官房長官に私が質したところ長官は高ぶって切れまくり、またその姿が週刊誌などで報じられるという状況下。

 山本一太議員は、安倍官房長官を総理にすると言ってはばからない、安倍氏の側近中の側近と言われている方。

 何となく、私とのパネリストというのは抵抗があるだろうに...と思っていたのだが、ニコニコと会場にお見えになった。山本さんは年齢は2歳上だが政界では10年以上の経験を持たれる大先輩。私のような議員になってまだ2年チョットの駆け出しと、というのは不釣合いこの上ない。ひたすら恐縮。しかし、嫌な顔ひとつせずにご対応いただく。

 「イヤー、河野太郎に聞いたら、いっぺん会ってみろって言われてね。」と気さくに話しかけていただく。

 そっか、太郎ちゃんそんなこと言ってくれてたんだ。感謝。ありがとう。

 いざ、討論に入るとそれこそ、それぞれの持論を展開。しかし同世代だけあって感性は近い。改革の必要性や、経済状況認識などはほとんど一致する。山本議員には、お気遣いいただいた部分もあるかもしれないが。

 しかし、討論の冒頭、「馬淵さんはですねー、いまや自民党のブラックリスト、No.1です!!!。」、の先制パンチには思わず苦笑い...。

 とりあえず、楽しいひと時をご一緒させていただいた。

 そしてその後総予算質疑に追われて、ブラックリストの話、忘れてたのだが、今日バッタリ久しぶりに会った記者さんから、「自民党、必死になって、馬淵のネタないかぁ?、って探してますよー。」と言われる。

 そっか、今もって、ランキング、一位か。

ブラックリスト、NO.1