ターミネーターからサンタへ

2010年12月25日 (土) ─

 予算編成を終え、地元へ。

 予算総額に税制要望と剰余金。いずれも大事だが、すべての権限は財務省にある(という力学が霞が関では構築されている)。大臣として自分としては最大限頑張ったのだが、結果としては厳しい結果となった。

 「ターミネーター」と呼ばれようが、必要なものは必要だとして主張してきた。昨年の予算削減を最も行った役所として、あるべき社会資本整備を示す予算として要求してきた。決して、破壊者などではない。

 むしろ真の霞が関の実態である、官僚主導ならぬ財務省支配を終わりにすべく行動してきた「終結させる人」だったと思っている。

 閣僚として、今日で100日目。

 地元では多くの仲間や先輩からの激励を受け、誠実な職務の遂行を責務として果たしていくことを答礼としてお伝えする。今年一番の厳しい冷え込みの中、接していただく地元の人々は皆あたたかい。

 久しぶりの我が家に帰ると、「お父さんの分」としてシンスライスのクリスマスケーキがふた切れ残っていた。六人の子どもたちも一番チビで小学5年生となり、サンタの登場はもはや必要ないようだ。

 ターミネーターからサンタに変身!と思っていたけど、戻りそこねた。

ターミネーターからサンタへ