インターン生と不易塾

2008年2月24日 (日) ─

 金曜日の予算委員会公聴会を終えて、少しホッとして部屋の書類の山を整理。

 予算委員会の質疑は、あと1回まわってくるかどうかというところだろうから準備についてはある程度絞ってやろうと、片付け始める。

 そんなところに、安全保障委員会の渡部周筆頭理事から火曜日の安保委で、防衛省改革の集中審議をやるので質問お願いします、との連絡。イージス艦の漁船との衝突事故もあったし、防衛省改革が本当に進んでいるのか軌道に乗っていのるかというのは、重要な確認事項でもある。しかし、道路からいきなり頭切り替えなきゃいけないな、こりゃ。

 そして、水、木には分科会が入るので、これも考えとかなきゃいけない。ということは、来週は3回質疑の可能性もあるということか。

 金曜日は夜のTBSラジオ出演があったので土曜日の始発の新幹線で帰奈。朝から、国政報告会のハシゴと合間をぬってのトレーニングに街頭演説。寒風吹きすさぶ中演説ってのは体には悪いかもしれないが、街頭演説好きの僕にとっては精神衛生上すごくイイ。気分もスッキリ。

 そして、夜の6時半からは地元事務所のインターンの学生との勉強会として久しぶりに「不易塾」を開催。

 5名のインターン生からの質問に答える形で、1時間半の講義。5つの質問から始まって、相変わらず学生との対話となるとどんな質問が飛び出すかわからない他流試合の様相を呈してきてなかなかにおもしろい。

 そういえば、わが事務所に初めてインターン生なるものが来てくれたのも、まだ浪人中のときに対話集会に呼んでくれた立命館大学の学生サークル「バルコ」との会合がきっかけだった。あのときにも、「他流試合」を肌で感じたものだがやはり若い人たちの素朴な疑問や瑞々しい感性に出会うのはイイ。様々な人との出会いと交流の場としての不易塾というのは、この事務所に最初につけた名前だけど、やっぱり原点はここにある。

 その後、場所を移して懇親会。外交スタッフや事務スタッフの面々も参加してくれてワイワイガヤガヤ。奈良事務所もインターン生の活力を、うまく活動に結び付けているのを感じた。

 一方、国会でもこの予算シリーズでは、インターン生の活躍が目覚しかった。

 自称「まぶちマニア」の慶応ボーイ「ウッキー」に、オヤジキャラの東大生「ツノッチ」、唯一大人っぽい青学の「サオちゃん」と個性的な三人組が競って政策スタッフとしての仕事をこなしてくれた。膨大な資料の山の中から数値を拾い出しての手計算にグラフ作成、あるいはわずかな取っ掛かりだけから気の遠くなるようなネット検索など地味な作業をいとわずこなしてくれたからこそ質疑の充実がはかられた。国会で学生インターンとここまで一体的に仕事ができたのは初めてではないだろうか。

 奈良のインターン生にも是非国会へおいで、と誘ってお開き。

 しかし、最近の若い女の子、(冗談だろうけど)真顔(風に)で僕のこと「キャー、カッコイイ!」なんて言うもんだから、からかわれてるのわかっていても、慣れてないのでつい赤面。思わず、オジサンからかうのはヨセ!って叫びそうだ。

インターン生と不易塾