お盆の帰省

2010年8月11日 (水) ─

 当面の作業を規定する概算要求の総枠の調整を終え、地元に向かう。

 参院選挙からもう一ヶ月が過ぎてしまった。代表=総理が代わって二ヶ月。そして代表選挙は来月の14日。

 これはいろんな意味で、政治的なドライブがかかりだすのにまだこれから一ヶ月要することを意味する。選挙後の二ヶ月が、空白などと呼ばれないためにも、先を見据えた対応を今のうちにしっかりと練っておかねばならない。

 しかし、それにしても党内そして永田町、霞ヶ関を覆っているこの閉塞感はなんだろう。

 求められているのは、躍動感あふれる変化、刷新、改革。忘れてはならない。

 民主党に期待した多くの皆さんは、長く停滞している政治の中に、躍動する姿を、熱気を感じてくれたからこそ、われわれに大きな一歩を踏み出させてくれたのではないのか。

 そんなことを考えながら、地元に向かう。閉塞感をよそに、空は青い。

 久しぶりに帰省の気分で、Tシャツ、ジーパンという軽装で大きなカバンを抱えて新幹線に乗り込んでいる。ふと気がつくと、窓の外の景色にはわずかながら小さい秋がハッキリと見えた。

 時は停滞などしない。着実に動いているのだ。

お盆の帰省