真の言論の府を目指して
2008年2月6日 (水) ─
去年の秋より超党派の若手国会議員で議論してきた「ねじれ国会解消」の提案発表を、国会内で記者会見して行う。
自民党から河野太郎(以下敬称略)、水野賢一、柴山昌彦、山内康一。民主党からは細野豪志、泉健太と僕。
昨夏の参院選後のねじれ国会が明らかになったときから、政策主体の超党派の勉強会をやろうと太郎ちゃんと話をしていた。
そんな中、大連立騒ぎから、ねじれ国会の結論が大連立や真っ向から反対の両極端ではない国会審議で成案を得る、という健全な形に変えられないかという点で、一致する仲間が集まることになった。結果7名が集い勉強会を開催し、有識者との議論を行いながら共同執筆の論文を年末年始に仕上げた。タイトルはちょっとたいそうだが「機能不全の国会を改革する八つの方策(自民・民主超党派議員の緊急提言)」とした。加えて、飯尾潤政策研究大学院大学教授にコーディネーターをお願いして河野太郎と僕で「緊急提言の真意」を対談。これらの一切が、2月9日発売の中央公論3月号に掲載される。
今日も、全員揃って会見を行ったが当然現状の国会の政局に絡めて質問も飛ぶ。しかし、政局ではない真摯な議論を行うために我々は国会改革を提言した。
詳細は誌面をごらんいただきたいのだが、この集まりが今後の政界再編も含めた動きになるのか、との質問も飛び出し、「イエイエ」と一同苦笑い。
今後はシンポジウムの開催も検討したい。太郎ちゃんとは何かと相談する機会も多いのだが、党派は関係なく国民に資することはどんどん発信していくつもりだ。
まずは、中央公論をご覧いただきたい。
真の言論の府を目指して