絵になる論点

2008年2月6日 (水) ─

 昨日参院予算委員会で、補正予算が否決された。衆院は可決なので、それを受けて両院協議会が行われる。ここでも衆参それぞれが異論を唱え、衆院に戻されて衆院の議決に決まる。

 ということで、定例でない今日の午後、本会議が開かれることになった。関東の議員など、地元予定入れている人多いだろうに。

 先行きの見えない国会だが、だからこそ国会で議論のプロセスを国民に明らかにすべきだ、との想いは高まるばかり。

 予算委員会もなんだか待ちくたびれた感があるが、もう一度気合を入れなおす。考えりゃ、これからがいよいよ本番だ。

 報道各社も本格論戦の国会の行方には注目のようだ。テレビの各局からも、絵になる(映像で視覚に訴える)予算委での論点についての取材を受ける。

 ウーン、そういう観点で質疑準備してないしなぁー。誰がどのような質疑をするかということについては、詳細までは承知してないが大まかな方向性は伝える。

 テレビを見てるお茶の間で、「トンでもない!」と思える題材を、ということだと思うが政策論というのはそもそも、それほど視覚に訴えるものではない。むしろ、数字の話が多くて、かなり地味。大衆迎合の上のネタミからくる官僚いじめ的絵柄は、どうかとも思うしなぁ、難しいところ。結局、議員が自らの感性で取捨選択しなきゃならんということ。

 ちなみに、僕のはすごーく地味なものだと準備していて思うけど。

 同僚議員から来週の12日の質疑後に一杯、とお誘いいただいたが予算委員会中は控えてます、と返事。一段とマニアック!、と呼ばれてしまった。

絵になる論点