女優魂

2006年6月9日 (金) ─

 中京テレビの番組で「女優魂」というのがある。

 別に番宣でもなんでもないのだが、関東の日テレ枠では木曜日の24:50〜25:20分(関西の読売テレビ枠では水曜日の24:55〜25:29)の番組で、時間帯的にはついつい「観てる」とは言いがたいが「流れてる」状態で、たまたま知っていた。

 四人の各界の「プロ」が登場し、そのうちの一人が偽者。その偽者は女優さんで、さすがにプロ顔負けの演技で解答者を欺くという番組。

 正直、なかなかわからなかったりする。

 この番組に、わが事務所のチカちゃんが「国会議員秘書」大会の出演依頼を受けていたのだが、「断った」と今日、報告を受けた。

 オニケンはじめチョロ松、インターンのタケまで「何で、断ったんですかー?!」と驚き。

 確かに。

 チカちゃん、出ればイイのに!、と言うと、「もし、あまりにも素人っぽくって、女優って言われたらどうするんですか!?」と反論されてしまった。

 思わず、「イイじゃん!!」って思ったが、飲み込んだ。そっか、実際ホントに秘書の仕事をしているのにそれが「素人」だと番組的に面白おかしく流されたとしたら、マズイと思ったのか!?。

 「馬淵澄夫の秘書」が「素人」とアピールされて馬淵のマイナスになる!、と心配してくれたのか...。

 ウッ、そっか、そんなこと心配してるのか?!、気にするな!、安心して出てイイよ。

 それに、女優にでも間違われたとしたら、それはそれで、名誉なことだよ!(何でだ?)と、言ったのだが、「もう、お断りしました!」と今日は、白いジャケットにワンピースと清楚な出で立ちながら、ピシャリとなかなか厳しく固い決意。

 動揺しながら、思わず「チョロ松出ろよー!」、といい加減なフリをしてみたが、若くないとダメらしい。既にこの判断にチョロ松は不満なようだが...(俺じゃないよ!)。

 かくして、わが事務所のチカちゃん出演による「女優魂」は、幻に終わってしまった。

 ぜひ、生で、「女優魂」出演依頼を受けた彼女を知っていただきたい。

 会館まで、訪ねてきて欲しい。

女優魂