第948号 合併新党へ入党

2020年9月5日 (土) ─

 3日、私は野党新党への入党宣誓書を党本部に提出しました。今後は新党の一員として活動して参ります。

◆今こそ大きな塊で
 私は、2017年衆院選での落選以来、バラバラになった野党をまとめて大きな塊を作り、政界を再編していくことこそが自らの使命だと肝に銘じ、浪人同志をまとめて一丸の会を作り、今年6月2日には国民民主党へ入党し、政界再編の新たなステージに向け取り組んできたところであります。

 その中で、国民民主党と立憲民主党による各党の解党と新党結成話が本格化してきました。今回の新党結党に様々な意見があることは承知しています。しかし、自らの使命を果たすには、大きな塊としての新党に参加することがベストだと考え、参加を決意しました。

 一方、28日には安倍総理が体調不良を理由に退陣を表明し、自民党内での派閥の力学により、あっという間に菅政権が発足する見込みとなりました。野党はもはや小さなコップの中で争っている場合ではなく、ポスト安倍時代にどのようなビジョンを持った政権を築くのかを国民に明確に示すべきで、菅政権と野党との間で、まさに文字通りの政権選択選挙としなければなりません。そのために、大きな塊として集い、国民に選択肢を示さなくてはなりません。

◆他野党との協力も継続
 自らの意思で新党に加わらない国民民主党議員が出たことは残念ですが、それは政治家としての判断です。ただし、政党が違っても与党に対抗する野党勢力として協力できるところは協力すべきであり、与党を喜ばせるだけの対立は避けなければなりません。

 それは他野党、例えばれいわ新選組との関係も同じです。私自身、新党入党後も山本太郎代表との個人的関係は続け、選挙で協力できるところは協力していきたいと考えています。新党だけで野党の大きな塊が完成したわけではなく、選挙に向けて速やかな協力関係を作るために自分が役割を担えるのであれば、積極的に取り組んでいきたいと考えています。

◆「旗」は消費税減税に
 野党が真っ先に打ち出すべきは、消費税減税とコロナ不況で弱りきった国民生活の底上げ以外にありません。そのためには緊急的に消費税を大幅に引き下げて国民の日々の消費を下支えすることが必要です。もちろん、安倍政権で遅々として進まなかったPCR検査の充実など、コロナ収束への徹底的な対応が必要なことは言うまでもありません。

 野党新党は、特定の既存政党の政策を引き継ぐものではなく、新党として全く新たな議論が始まるということです。

 例えば、立憲民主党は今まで党として消費税減税には消極的だったが、8月31日に枝野代表が消費税や所得税の減税などを掲げることに前向きの意向を示しました。玉木代表もこの発言を評価した上で、消費税減税を次期衆院選で野党陣営の旗印にしたいとの考えを示しています。新党の経済政策はまだゼロベースです。私の持論である消費税減税は、研究会で重ねられた議論を取りまとめる段階にあります。早々に消費税減税と代替財源案を公表し、消費税減税を来たるべき衆院選での野党共通政策とすべく、新党で活動していきたいと考えています。

 

スタッフ日記 「名前の由来」

 9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いております。

 今週のスタッフ日記は、この夏に馬淵澄夫事務所でインターンをさせて頂いております西山紀古が書かせていただきます。

 上記の名前を見ていただくと分かるのですが、私はかなり珍しい名前だと人から言われます。紀州の「紀」に、いにしえという意味の「古」を合わせて「もとこ」と読みます。

 読んで文字のままなら、古い歴史を持つ紀州出身の者という意味でしょうか。一目で和歌山県出身ということが分かり、普通なら「子」という漢字を用いる事が多いですが「古」を用いる、この珍しい名前のおかげで、色々な方に名前について話し掛けていただく機会があります。沢山の人とのきっかけ作りができ、名付けてくれた母には感謝しかありません。

 さて、私がこの夏インターン活動をしている馬淵澄夫代議士の名前の由来を皆様はご存知でしょうか?

 私も先日、自分の名前について話をしたときに、教えていただいたばかりなのですが、「馬が澄んだ池の淵で水を飲んでいる様」を表しているそうなんです!

 とてもロマンチックだと思います。それは、一本の小説さえ書けそうなほどです。

 ちなみに名付け親は、ドイツ文学者でいらっしゃる代議士のお母様の恩師だそうです。文学者ともなると、苗字とのバランスも考えて名前をつけるという点に、目から鱗でした。日本人によくある風水ではなく、意味を重視するのが珍しいなと感じました。私も将来子供が出来たときには参考にしたいと思います。(もっちゃん)

第948号 合併新党へ入党