政倫審

2006年2月13日 (月) ─

 伊藤公介元国土庁長官への証人喚問要求は、与党により拒絶されたのだが、今日はそこから「政治倫理審査会(政倫審)」への対応に変わってきた。

 政倫審は非公開で、昨年は橋本龍太郎元首相が日歯からの1億円受領について政倫審での質疑となり、うやむやにされてしまった経緯がある。

 やはり、同じ手で来たか!?。

 証人喚問要求には政倫審で対応、というパターンが定着しないことを祈る。

 民間人は証人喚問を行い、政治家は特別扱いというのは普通に考えて納得いくものではない。何せ非公開なんだから国民にはまったく見えてこない。ぜひとも、国民の皆さんには怒りの声を上げていただきたいものである。

 昨日は、町田の市長選、市議選前に応援演説を頼まれて町田駅前に行ってきたところである。石毛前衆議院議員と共に民主党の公認、推薦の予定候補者の応援だ。

 たっぷり、25分間の演説。さすがに、伊藤元長官のお膝元だけあって町の皆さんの関心は高い。耐震偽装問題にかかわる演説を終えて、車を降りるとスタッフの方から、「今、伊藤事務所の車が偵察に来て、ずっと止まってましたよ。」と教えられた。

 何しゃべるんか、気になって来たんかな。

 でも、基本的には個人の誹謗中傷は一切言わないのが私の主義なので、演説でも伊藤元長官のことは触れなかったんだけど。政官業の癒着の構造を正すべきだ、とだけは言っておいたが。

 さぁ、政倫審だろうと何だろうと、とにかく事実を明らかにしていくことだ。原口さんの波状攻撃も効いた。続いて、大串さんもやってくれるという。チームでぶつかっていく。

 と、言いながらもう明日には質疑が回ってきた。午後2時から、1時間。

 明日は、古巣の財務金融委員会でも取り上げたネタをやろうと思う。

 際限なき、裁量行政を正す!。これも大きな使命だ。

政倫審