衆院での一週間質疑

2007年10月6日 (土) ─

 福田総理への所信表明に対する衆参の代表質問も終わり、いよいよ来週から予算委員会で丁々発止の質疑が始まる。

 本会議での代表質問は、質問に対する一対一のやり取り形式ではなくいわば「演説」であるため、答弁が紋切り型であっても突っ込みようがない。

 本格的論戦はおのずと予算委員会になる。

 岡田・前原の予算委両理事ならびに国対の交渉によって来週は火曜日からだが予算委員会が3日間、さらに決算行政委員会が1日と計4日間の衆院での審議となった。つまり来週はずーっと。

 昨年などは臨時国会での予算委員会基本的質疑は2日間だけだったことを考えると、政府も参院逆転で野党の提案を受け入れざるを得なかったのかもしれない。

 しかも4日間ともに総理以下全閣僚出席で、NHK中継の「テレビ入り」も3日間となった。国会審議が国民の目に触れる機会が多いのは大いに歓迎だ。

 前原理事から質疑者予定が連絡される。いわゆる「バッター表」が送られてきた。

 出番は水曜日の午前。今年の通常国会予算委員会基本的質疑と同様に、菅代表代行に続いての二番手。三番手前原理事、四番手岡田筆頭理事と代表経験者に挟まれて責任重大。

 代表経験者は、皆さん骨太の、政策主体の大きな枠組みの質疑をされることだろうが、僕は「政治とカネ」と決まっている。「政治とカネ」って今まで質疑ではあまりやってなくて、絡みであっても主に「政官業の癒着」構造を洗い出す、という観点が多かったのだが今回は特化してやれとのこと。この場面で二期生議員が立つということは、役回りが定められていることもいたし方あるまい。

 具体を指摘しながらも、「政治とカネ」の大きな構図を如何に示すかが問われている。この週末も地元で祭りもありーの、運動会もありーの、と屋外イベントてんこ盛りだけど、質疑の準備もせにゃならんし、と結構大変だ。

 政策秘書のタケは本人曰く、「アドレナリン出まくり」でそうとう痩せた。質疑準備で痩せるというのも、なんだかスゴイ。

衆院での一週間質疑