6度目の卒園式

2006年3月16日 (木) ─

 末っ子プッチの幼稚園の卒園式。ちょうど、国会日程が空いたので急遽昨晩の最終で奈良に戻って、朝から出席する。

 ヒロコは幼稚園のPTA会長だからと早く出て行く。「車で来ちゃダメよ!。」と念押しされ、歩いて幼稚園へ。

 いやー、春の日差しの中気持ちイイなぁ。梅の花も紅白共に満開の様子をよそん家の庭先に見ながら、桜の咲くころの入学式にも思いをはせる。

 たぶん、出席難しいだろうけど。

 そう言えば政治家の娘の小宮山泰子チャン(同僚代議士です!)は、「入学式、卒業式、共にお父さんは来たことないけどその代わりアタシのお道具箱とか上履きとか全部お父さんが名前書いてくれた!」と言ってたな。なるほど、常にお父さんがそばにいるってわけか。それもいい考えだななどと思いながら、いざ式へ。

 6度目である。さすがにベテランの域だ。もはや今いるどの幼稚園の先生よりも古いぞ、ここでは。感動よりも、冷静なプロの目になる。

 ヒロコのPTA会長の挨拶もなかなか堂に入っている。大したもんだ。

 こちらは来賓じゃないので挨拶もナシで、ひたすら保護者席で写真を撮りまくる係り。案外気楽で良いけど。

 すると、園が頼んでいるプロのカメラマンから声掛けられる。「ちゃんと撮っておきますから、先生!。○○社です!。」あっ、選挙の時にお世話になった会社の皆さんだ。まったく気づかずかつ、選挙後のお礼の挨拶も十分できていないままだったかもしれない、と焦る。イヤー、どーもどーもと頭を下げながら、デジカメでパチパチ。

 しかし、ちゃんと撮っときますって、プッチのことわかんのかなぁ?。まぁ、縮小コピー版だからすぐわかるか?。

 式を終えて、お手々つないで、三人で帰る。「やっぱ、最年長だよな。俺ら。」の問いかけに、ウン、とヒロコは大きくうなずく。プッチは真ん中でお父さんとお母さんの手につながれながら、足を宙に上げてぶら下がる。

 この、チビ恒例の「ピョーンッ!」も、さすがに腰に来る。

6度目の卒園式