閉会後の脱力

2006年6月18日 (日) ─

 国会が閉会した。

 正式には、今日の日付一杯まで会期ではあるが、16日金曜日で終わった。

 16日の昼の両院議員総会。国対から、本会議終了後も厚生労働委員会と法務委員会が開かれるので決して終わりではない!、と檄が飛んだ。...、若干無理があるよなぁ...。やっぱ、どう考えても終わってるし。

 もちろん、福井日銀総裁の村上ファンド出資問題や、年金の不正免除問題、さらにはエレベーター事故問題など閉会中でも審議の必要があるものが残っているのも事実だが、それでも永田町全体に流れるマッタリとした空気は、「やれやれ、終わった、終わった...。」というもの以外の何ものでもない。

 会館のエレベータで、与党の幹部に「民主党は何考えてんだ!。」と嫌味言われた。

 本会議での「諸君、・・・」に始まる議長の閉会挨拶に、民主党が待った!、をかけたことを言っておられる様だった。

 民主党は、本会議散会後も委員会が残っているということを理由に、議長に閉会の挨拶を控えるべきだと主張した。これを受けて、議長も挨拶を控えた。

 何となく締まらない、国会最後の本会議となったのも事実である。

 「挨拶ぐらい、させてもイイだろ...」、「大人気ない」というわが党への批判には、そもそも最後の本会議後に委員会立てをせんならんほど大事な課題が残っているのに、無理やり閉会させることがやはり問題なのだ、と切って返す。

 しかし、挨拶はやっぱりあった方がけじめがついていいなぁ、というのが個人的感想。

 いずれにせよ、昨年の郵政特から始まり解散、総選挙、特別国会での郵政対案作り、特別会計改革まとめ、閉会中の耐震偽装問題、年明けての予算委員会、行革特、そして年金偽装、ととにかく走り続けてきた。

 正直言って、少しオーバーホールしたいし、しようと思う。一気に気が抜けてしまって、不易塾日記書く意欲すら薄れ掛けるところだった。が、これはこれで、徒然なるままに駄文を垂れ流していこうと思う。

 気力と、いま少しの体力の回復を図ろうと、思案中である。

 あらゆる方面からの、さまざまなお訊ねも、うずたかく積まれたままになっていて心苦しいばかりである。少しずつではあるが、これからご対応させていただく。

 気力、体力の回復に、しばらくのご猶予をいただきたい...。

閉会後の脱力