重大発言

2006年1月30日 (月) ─

 午前中の予算委員会一般質疑。松野代議士の質問。

 BSE問題について、昨年の11月18日付けの同僚川内代議士の質問趣意書に対しての答弁書。

「輸入を再開することとなった場合には、輸入再開以前に・・・現地調査を実施することが必要と考えている。」としている。

 しかし、実際には現地調査は行わずに、政府は輸入再開を決定した。

 質問趣意書の答弁は、閣議決定である。衆議院議長宛に内閣から提出された質問趣意書への答弁書は、総理大臣名で出されるものである。

 このことに対する松野代議士の質問に、中川農水大臣は「閣議決定に従わなかった。」、「閣議決定に従わないことは、責任あると思う。」と答弁。

 委員会は紛糾した。閣議決定を無視?。従わない?。重大発言である。

 委員会は、休憩となった。

 午後、再開。

 松野代議士の残余の時間は16分。中川農水大臣が、調査した結果を説明するとしたが、な、なんと、閣議決定から状況が変わったとの認識で政府決定を行ったとの答弁。質問趣意書の提出者の川内代議士に対しては、お詫びする責任がある、との説明。言語道断。

 この中川大臣の重大発言、答弁で委員会は紛糾、審議は続けられないとして民主党の予算委員は退席した。

 さぁ、どうなる?。どうする?。

重大発言