終局に向けて

2006年5月24日 (水) ─

 明日の質疑開始の時刻が決まる。委員部から質疑者一覧、通称バッター表が届く。

 ナニー、10時半から!?。

 普通、与党が先なのでおおよそ午前中は早くても11時から。今回1時間20分ということなので、午後になるだろうとタカをくくっていたのだが、朝かぁ...。

 明日は朝の9時から教育特別委員会が始まり、総理出席テレビ入りとなる。マスコミの注目は、圧倒的にこちらに集中するだろう。理事会の流れでは、この建築基準法等の改正案審議も明日終局して、採決に持ち込まれる様相だ。

 国対からは、「あれだけ大騒ぎした耐震偽装事件を受けての建築基準法改正が、もう終わるのか!?」とハッパをかけられる。確かに、国民の皆さんも同様の想いとは思うが、質疑では攻めたつもりなのだが、力不足でスミマセン。

 委員会の配布資料を80部用意する。チョット、今回は長尺なので配布資料もかさ張る。印刷も大変だ。

 刷り終えた資料の委員部への持込はオニケンに頼んで、明日の質疑に備えて頭を整理。

 オニケン、ロミヒーとは明日早朝のリハーサルということにする。実は、いつも夜を徹して質問の練習を行っている。原稿を読み上げるわけではないので、とにかく、ストーリーの流れを重視している。聞き手側が、耳に入りやすいストーリーとなっているかが最大のポイントでもある。

 このストーリーの確認が、質疑の最も重要な点でもある。言い回しは、ある意味二の次。いかに、ロジックがしっかりしているかが問われるわけで、その部分については「ストーリー」としての流れ、いわゆる「腑に落ちる」か否か、が勝負なのである。

 まぁ、こうは言ってもなかなか思うとおりにはできないのであるが、常に、こうしたことを意識しながら「良い質疑」を、行っていきたい。

 今日は、さすがに疲れた。

 明日の早朝練習に、賭けるか。

終局に向けて