第673号 ネクスト環境・原発大臣に就任

2015年1月24日 (土) ─

 22日、両院議員総会が開かれ、岡田克也新代表のもと党の新体制が発足し、私は、ネクスト環境・原発大臣を拝命しました。

◆「ネクスト大臣」とは
 ネクスト環境・原発担当大臣は、民主党における環境・原発政策の責任者であり、野党第一党として、この分野における政権へのチェック機能を果たす先頭に立つ重責を担います。

 少し気恥ずかしい感もありますが、肩書きが「ネクスト○○大臣」となっているのは、政権交代可能な二大政党の一翼を担う政党として、それぞれの政策分野の責任者が、現職の各大臣に国会論戦等で真っ向から対峙し、現職大臣を凌ぐ政策立案能力を示すという使命を負っていることを意味します。その使命を再確認し、十分な準備のもと間近に迫った国会論戦に臨みます。

◆焦点は将来の原発比率
 環境・原発分野については、今年、重要課題が山積しています。一つは、エネルギーの将来のベストミックス(電源構成)をめぐる議論です。2012年、民主党政権において、「2030年代に原発稼働ゼロ」を目指すとする「革新的エネルギー・環境戦略」を決定しましたが、今年、安倍政権は、これを見直し、2030年における新たな原発比率を示す予定です。将来の電源構成、特に原発比率について、安倍政権は、世論の批判を避けるために明言を避けてきました。そのため、安倍政権発足後2年以上が経過しているにもかかわらず、将来、原発をどの程度維持するのか、明確な方針は出されていません。また、政府が今年ようやく重い腰をあげて原発比率を検討することになったのも、今年末にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)に向けてCO2排出量と裏表の関係となる電源構成について結論を得る必要が生じたという受け身の理由からです。

◆なし崩しの原発回帰
 これまで、将来の明確な原発比率が示されてこなかったことで、「なし崩しの原発回帰」が進んでいます。例えば、原発に代わりうる太陽光や風力などの自然エネルギーについては、自然エネ発電事業者に対して、電力会社が発電を抑えることを求めやすくするためのルール改正が進められています。その理由は、自然エネ事業者が発電した電気を、電力会社が受け入れられる量(接続可能量)が限界に達していることとされています。しかし、問題は、接続可能量の算定根拠として、今後廃炉が見込まれる老朽化原発やまだ完成していない原発などを含め、全ての原発の稼働が前提となっていることです。経産省は、「今後、原発がどれだけ減るかわからないため」と説明しますが、納得できるものではありません。政治が将来の原発の扱いを決めないために、自然エネの導入を後退させ、結果として、なし崩しの原発回帰が行われている現実があります。

 エネルギー政策は、経済活動や国民生活に直接の影響を与えるため、国民の理解なくして進められるものではありません。まして、明確な方針がないまま、なし崩し的に進めてよいものではありません。まずは、政府へのチェック機能を果たすべく、課題を徹底的に洗い出して論陣を張り、来るべき国会に備えます。 (了)

      
 

スタッフ日記「心が動くこと」
 私は優柔普段で、なかなか物事を決められなくて、これまで他人の意見に流されたり、あれこれ考えて決めたことでも、やっぱりもう一方の方がよかったかな、などと後々まで思うことがよくありました。

 ある時、いつもポジティブで、前向きな友人が、「自分は何かに悩んだり、選択しなくてはいけないとき、損得ではなく、面白そうやな、とか、やってみたいな、とか、自分の心が動いた方へ進むようにしている。そしてたとえ大勢の人が“よい”というものでも自分が違和感を感じたことは選ばないことも大切だ」と話してくれました。

 その話を聞いた時、私はいつのまにか理屈や他人の意見に惑わされて、自分がやりたい、とか、おもしろそうだ、ということよりも、これをした方がよいとか、しなければならないとか頭で考えてばかりだったのだなと思いました。

 昨年、たまたま予定が重なり、どちらか片方を選ばなければならないことがありました。 今までの自分なら、おつきあいや立場をいろいろと考え、Aを選んでいたところでした。

 でもその時は、「本当に自分が行きたいのはどちらかな?」と自分の心に問うてみました。Bは、誘ってくれた人達が私の参加を楽しみにしてくれていたし、何よりとても楽しそうでした。

 私の心が久しぶりに動いた瞬間でした。申し訳なかったのですが、私はAをお断りして、Bに参加することにしました。迷いはなくすっきりしていました。

 これからも、何かに迷った時は自分の心が動くこと。感じる心を大切にしていきたいと思っています。(まーちゃん)

第673号 ネクスト環境・原発大臣に就任