日々、成人の日
恒例の朝からの成人の日の街頭演説。
1区総支部の面々と、前川参議院議員も参加しての高天交差点で小一時間ほど新成人へのエールを送って、鴻池の体育館での奈良市の成人式に向かう。
統一選で三選目指す岩城県議のお嬢さんも成人式に出席と聞いて、そーか、まだ中学生だった上のお姉ちゃんも、もう成人式かぁ、と驚く。この世界に入って自分が8年目なのだからまぁ、そうだわな。
そろそろ、子どもたちが成人する年代に我々も突入してきたってことだな、などと皆さんと語りながら受付を終えて成人式の来賓席へ着く。
開式までの間、かつてはそれほど振袖は多くなかったのではないか?という話になり、そう言えばそうだった!、と大きくうなずいた。
確か、同級生の女の子は晴れ着の子もいたがいわゆる洋装の子もいたような気がするが、今はほぼ95%が振袖だ。またもや、娘が5時に起きて振袖を着て行ったという岩城県議から「これは、レンタル着物の業態が定着したからやで!」という分析を聞き、フムフムとうなずく。
確かに、皆ほとんどが貸衣装で晴れ着を着るようなのだが、多数の業者によりたくさんの種類が取り揃えられているようだ。4307人の奈良市の新成人の何割が集っているかはわからないが、ざっと、2000人ぐらいはいたか。そのうちの半数の女性がいたとしても、誰一人同じ着物はいなかったように見える。
岩城県議の言うとおりかもしれんな。費用も大変そうだしな。
「娘5人は大変やで!」と言われるが、身の丈にあった成人の装いをしてもらうしかない。
マスコミ報道のような、乱痴気騒ぎもなくおとなしく新成人たちは式を終え、町に散っていった。
伝えたいことは山ほどあるが、成人の日の今日にいきなり大人になれとばかりに言われても抵抗あることだろう。いずれ、イヤと言うほどわかる社会の厳しさを、今は気にせずご両親と今日の日を喜んでくれればと思う。社会に出れば、毎日、成人としての、社会人としての、心構えと言動が求められる。
それこそ、日々、成人の日である。