改革競争の行方

2005年10月29日 (土) ─

 猪瀬直樹氏がコーディネーターとなる朝日ニュースターの「ニュースの深層」という番組に出演。

 自民党は、太田誠一代議士。同志の藤田一枝さんを返り討ちにした福岡選出の大臣経験者。ベテランだ。そして、経済産業研究所の小林先生、名古屋外大の高瀬教授が学識者としてご一緒した。

 テーマは政府系金融と特別会計の改革。

 政府・与党も民主党もこれから詰めていくところなのだが、郵政民営化法案が成立後の大テーマとして、2時間枠での討論番組ということだった。

 まさにこれからの改革競争の行方である。

 結論から言うと、中途半端な議論という生煮え感が拭えなかった。もちろんそれは自身のことも含めてオピニオン発信者としての力不足を反省をしなければならないのだが、どうにも討論の焦点が絞れていないことに帰結するような気がする。

 もちろん、猪瀬さんからは、民主党が中途半端だ、あるいはまぶちの力不足とお叱りを受けることかもしれない。しかしそれにしても消化不良、というのが自分の偽らざる感想。

 太田代議士も中座されてしまい、皆さん、なんとも困られている様子だった。

 収録終えて出口に向かう中、スタッフの方に「すみません!。」と言われるのがこれまた辛かった。

 いえいえ、私の方こそ力不足で申し訳ありませんでした。

 ちなみに、明日放映である。

改革競争の行方