太郎の総裁選

2006年5月13日 (土) ─

 党は違うが何かと、気にかけていただいている河野太郎ちゃ
ん(失礼!、副大臣をチャン付けで!)が総裁選出馬を表明し
た。

 確かに、いつだったか新官邸の内覧会でも自分が入るときのためにとメジャー持って来てたしたなぁ。

 やる気あるのは十分伝わってはいたが、本当に総裁選に出るという決意は立派この上ない。

 とりわけ、今日の「朝ズバッ!」での意思表明はわかりやすく国民の心をつかむものだったと思う。

 11人の小派閥の河野グループから、麻生外務大臣を差し置いて出馬表明というのは並みの感覚でできることではない。

 加えて、20人の推薦人のめどなどなく、国民に対して政策論中心の総裁選にするため「年金」を主題に置く、というのは外交の専門家の太郎ちゃんが国民の代表として何を求められているかを真摯に考慮した結果を明らかにしたということで、極めて意味がある。

 他の総裁候補(現時点では他に手を上げたものはいないが...)にいたっては、「小泉後」の行動ばかりを口にして本当の政策論議と国民を向いた政治を訴えていないという太郎ちゃんの主張には喝采を送りたい。

 しかし、現実にはそれがどうなるかが問われている。われわれ、民主党が変わるのが早いか、それとも自民党がどれほど自己革新の力を持っているのか?。

 太郎ちゃんの投じた一石は大きい。

 党は違うが、思わず応援せずにはいられない。

太郎の総裁選