大阪市長選挙顛末

2005年11月27日 (日) ─

 同僚議員だった辻恵(つじめぐむ)さんが大阪市長選に出馬ということで、応援に行くからね!、と言っていた。しかし、民主党の推薦も受けずに無党派の市民選挙をやるということで党からの応援は一切受けないとなった。よし、わかったと、陰ながら応援していた。

 しかし、辻さんから週末にぜひとも応援に来て欲しいと自筆のファックスをいただく。

 よし、応援行くぞ!、と駆けつけた。

 しかし、いかんせん遅い。

 菅さんも最終日ということで東京から応援に来られたのだが、街全体を見渡してみて、どうも今一歩の、盛り上がりに欠ける感があった。

 大阪駅の北口、ヨドバシカメラ前と御堂筋での街宣車からの流し、ミナミの千日前ビックカメラ前のスポット演説と、マイクを持って訴える。

 しかし、市民の反応は鈍い。

 残念ながら、結果は現職市長の再選となった。

 辻さんが、もっと国会での予算委員会や疑惑追及のときのような切れ味で選挙運動を戦えていたら、また違った展開になったに違いない。

 菅さんが、敏腕弁護士の辻さんをよろしく!、と一生懸命訴えていたのだが、敏腕弁護士の評価は揺るぎないもの。きっと、また、辻さんらしい復活を遂げてくれると信じている。

 その後、大阪の町でご商売の方々の話を聞くと、「いまや、多くの商売人は市外に住んでもて、誰が投票してるんか、わしらさっぱりわからへんようになってしもた。」とのこと。

 「大阪の町も、ノックさん以来、何やおかしなことになってしもて...。」のつぶやきが耳に残った。

大阪市長選挙顛末