大臣就任後の一ヶ月

2010年10月22日 (金) ─

 国交大臣就任からあっという間に一ヶ月が過ぎた。

 副大臣として一年間、国交省で仕事をしてきたわけだからある程度わかってたつもりだが、生活の様変わりようには正直、驚いた。

 閣僚として閣議をはじめとする、官邸を中心にした様々な会議に職務。担務は副大臣時代の倍どころか、三倍、四倍ものボリュームに感じる。

 今さらながらだが、副大臣をスルーしてた案件も多かったということなのかな…。

 さらに、海外からの賓客対応から式典、レセプションなど様々な公務と、息つく間もない。

 最も様変わりと感じるのは、警護対象者となったことによる身辺警護の厳重さ。秘書官、警護官(SP)と移動の度に、各県警の所轄署が大変な人員を割いて警護にあたられるのも、慣れない身にとってはなんとも申し訳ない気持ちになる。

 奈良の自宅周辺も県警の警護により少々ものものしいが、自治会長さんから「これほど、安全な町はない」と言われ、確かにそうかと納得。

 この一ヶ月はといえば、大臣としてAPEC観光担当大臣会議、インフラ担当大臣会議と続けざまに議長国として国際会議ホストを務める。また、沖縄・北方担当大臣として南から北へと現地を訪ねる。尖閣問題では海上保安庁の責任者として対応協議、予算委員会、決算委員会答弁、大臣所信の表明に、国交委質疑の答弁と怒涛のような日々が続いた。

 でも幸いなことに身体だけは丈夫で、どんなにヘトヘトになっても一晩寝たら、回復。

 来週は、月曜日から予算委員会の集中審議、そして国交委と続く。

 大臣就任後、初めての地元奈良でのタウンミーティングが明日開かれるので、新幹線に飛び乗る。

 警護する側は、大変だそうだが久しぶりの地元。

 「晩ゴハンいらないね?」とヒロコからメールが入る。・・・ウン、いらない。

 SPさんと仲良く、車内で駅弁。

大臣就任後の一ヶ月