在京当番のマニアな週末の過ごし方

2009年10月18日 (日) ─

 概算要求見直し提出を終え、少し一息つく。

 9月18日に就任以来、怒涛のような日々を過ごしてきた。毎日が綱渡りのようだね、と秘書官と笑って話せるくらいの落ち着きを迎えつつあるが、まだまだ大変だ。

 今週末は在京当番で、金曜日の晩から日曜日の午前まで「30分以内に役所に駆けつけられるところ」にいることとなっている。担務に「災害対策」も入っているだけに当然だ。補正予算と概算要求の見直しも終わって、職員もひと段落着いて休日出勤そう多くはないが、相変わらず僕は役所にいた。

 ヒロコから「行くとこ増えて良かったわね!」と皮肉半分に言われているが、サラリーマン時代も休みの日にも一度は会社に行かないと落ち着かなかったほどの仕事マニア。とにかく、仕事場が一番落ち着くし、楽しい。

 誰もいない4階フロアで仕事していると、守衛さんが恐る恐る「何時くらいまでいらっしゃるご予定でしょうか?」と申し訳なさそうに聞いてくる。そっか、登庁予定としてなかったら、混乱するんだね。ゴメン、ゴメンと暗くなるころに退庁。

 副大臣室もがらりと模様替えした。

 かつての歴代建設大臣の机だったという副大臣デスクも撤去。タタミ二畳分くらいの大きさの机(!!!)って権威の象徴としてはわかるが、ハッキリ言って、机の前に座らない人のための机ということがよくわかる。場所だけとって、極めて非実用的。

 無駄なカネを使うのはとんでもないと、余ってる事務デスクを持ってきてもらってミーティング可能にした。私物の電子ホワイトボードも搬入して、即、議論、行動が可能な態勢になってきた。

 予算が終わって、明日からは税。出が終われば、今度は入りのチェック。22年度税制改正要望の見直しも、租税特別措置を抜本的に精査、しかもこれも30日までということだから大変だ。

 今日は在京の縛りが解けて、午後から地元に移動。時事通信の田崎さんをお招きしてのシビックミーティングの後、とんぼ返りで東京に戻り予定。

 決して、しんどいなどとは言わない。マニアな僕には魅力的な日程と言える。

在京当番のマニアな週末の過ごし方