「ジワリ」と推進

2009年10月11日 (日) ─

 奈良の天理市長選挙の告示日ということで、出陣式挨拶。昨晩は神奈川、静岡の参院補欠選挙、川崎市長選挙の応援もあり、久しぶりに選挙の現場だが、わずか一ヶ月の間の出来事があまりにも多すぎて何の話をしようか迷うほど。

 しかし、未だ政権交代後の関心は高いままだと感じる。

 補正予算の見直しを終えて、すぐさま概算要求の見直しに取り掛かっているが、これも大変な状況。出陣式の挨拶を終えて、すぐさま東京へとんぼ返り。

 政府の一員として、言葉は注意して発信しなければならず、この日記で展開してきた「軽妙さ」を封印しなければならないのかと考えるとストレス感じるなぁ。

 新幹線に乗ると、番記者さんが隣にちょこんと座ってくる。天理市長選挙まで追っかけてくるか...ホント、感心するよ。

 いろんなことで窮屈になった感はあるが、役所での仕事はしんどいけどものすごく楽しい。決して浮かれてるんじゃなく、大変だし難問山積だけど、やりがいがあるってこと。息つく間もなく、毎日緊張の連続、綱渡り状態だけど、一つ一つ結論を導く作業を重ねていく。

 懸案だった、スタッフ部門の創設は「政務三役政策審議室」として9日に発令された。

 全省のトップを切って、省内改革の一つである意思決定システムの変革が始まった。戦略、意思決定のための情報収集などをガンガン行い、政務三役会議に資する機能を果たしてもらう。大部屋で、ワイガヤ議論をしていく。

 大臣にはリーダーとして先頭切っていただいているので、われわれはフォロワーとしてお支えしながら、一方バックベンチャーとして「ジワリ」改革を推し進める。

「ジワリ」と推進