国会の行方
2006年12月11日 (月) ─
延長論議が出たり消えたりで、正直、国会議員の身であるものでもいったい今国会が会期延長となるのかどうか、さっぱりわからない。
しかし、これもよく考えると変な話だ。プロジェクト業務で、その工程全体が見えてないプロジェクトメンバーなど、即刻「退場!」となるのが民間の世界。
しかし、国会というのはプロジェクトとは違うかもしれないが参画メンバーがその全体像をほとんどつかめないままに、生き物のように動く。
おそらく国対と呼ばれる議員たちですら読めていないのではないか。
つい先週末には与党の国対メンバーが、延長だからと予定変更の指示を出している現場に遭遇したりと、「フーン、そうなんだ...。」と思っていたのに、今日になると安倍総理がアセアンの首脳会議延期により帰国したためか、いきなり空気が違うと、国会事務所から連絡が来る。
ホッント、わからないのが国会だ。
ま、延長しようがしまいが、とにかく淡々と仕事を進める以外にない。
そういえば、去年は閉会中であるにもかかわらず、耐震偽装問題でズーット閉会中審査が続いた。ある意味、通年国会状態でもあった。
そう考えると、昨年よりは若干余裕があるので、「来年の準備ができる」と感謝しなければならない。
今週中に、国会は閉じるのか!?。
永田町に棲息する議員たちの、蠢きに注目が集まる。
国会の行方