同行取材

2009年12月10日 (木) ─

 とりあえずの取材やテレビ出演を終えて、地元に帰るというところ、テレビ局から同行取材をしたいとの申し入れがある。

 なにやら、奈良で新たな事実の発見!、なんてのを撮りたいということだとは思うが、あるかなぁー?、そんなの。

 新幹線の隣の席を取られたようで、一緒に乗り込む。

「お一人ですか?。」
「うん。」
「秘書さんとか、ついてないんですか?。」
「そっ。」

という短い会話で、やっぱりマスコミの皆さんでも政治家っていうのは秘書が横について、周りがサッサとすきなく動くみたいな、「大臣仕様」を思い浮かべるんだ、とわかった。

 そんな人、民主党では代表などの執行部と小沢さんや鳩菅さんぐらいじゃないか?。みんな自分でカバン持って、飛び回ってるし。

 二番組の4名が同行される。大変だなぁー、皆さんも。泊まりか?。奈良の夜って何もないしなぁ。

 出発すると、隣に来られてマイクを向けられてインタビュー。カメラも回って、他のお客さんもビックリ。

 「今回の奈良入りの目的は何でしょうか?。」の質問には、少々戸惑う。

 家帰るだけなんだけど。家族のいる家に。もちろん、来週の証人喚問に向けての準備や調査も行うのだが、局の皆さんは、馬淵事務所によほどの調査能力でもあるかとお思いなのだろうか。何もないんだけど、実際。

 まぁ、確かに奈良のホテルのオーナーさんからの情報は入手できるが、新たなものというと、うーん、あるかなぁ...。

 でも、今回の参考人招致では奈良から情報発信できたのだから、それなりの取材対象の意味はあるのかもしれない。わざわざ、奈良まで来ていただくのだから、面白い取り組みになれば良いのに、と第三者的には思ってしまう。

 しかし、マスコミ向けのパフォーマンスやアピールは苦手だ。あるがままを、見てもらえば良いか...。

同行取材