内閣委員会採決
2007年6月7日 (木) ─
内閣委員会での攻防は、長妻代議士の質疑でクライマックスを迎えた。国対的に言えば、今日の採決は理事会の合意事項ではあるが現場で弾けた場合には関知せず。だから現場で弾ける以外に手はない。その意味で長妻代議士の質疑は充分委員会室内を緊張させるものであった。
しかし、休憩中の理事会ではなかなか思い通りには進まない。もちろん、筆頭理事はじめ次席理事も頑張っている。しかし、数の力で押し切られる。もはや、ここまでか...、とゴーシと目を合わせて頷く。
徹底抗戦の場は参院に委ねる以外にないが、今後の委員会での取り上げ方でまた盛り上げられる可能性もある。粛々と採決は悔しい気持ちではあるが、仕方あるまい。
思えば、40時間超の審議はそれなりに政府案のいい加減さをあぶりだすことはできたと思うが、世間的にはご存じない方も多い。今後のアピールをしっかり考えたいと思う。
またもや、効しがたい徒労感に襲われながら朝からのぶっ続けの審議は政府案賛成決議の採決で午後1時40分に休憩となる。
今日は民主党のパーティーがあるが、急遽地元に戻ることになった。その後の委員会は差し替えで奈良に戻る。新幹線の車中で、睡魔に襲われ熟睡する。気がつけば、京都直前。あわてて、飛び降りて近鉄電車に乗り換える。
会議までは、まだ少しの時間がある。少しだけ、息抜きに事務所からの夕焼けに染まる生駒山を眺めに戻る。
ここでは、相変わらず一生懸命ポスター張りやビラ配りの仲間が集ってくれている。彼らの心意気に応えるためにも疲れたなどとは言ってられない。
内閣委員会採決