ドイツ大使館からの表敬訪問

2006年10月31日 (火) ─

 新任のドイツ大使館、政治部のトーマス・レンク書記官がご挨拶に来られた。

 公使のツィマーマンさんとのディナーを二度ほどご一緒したこともあり、ドイツ大使館からの表敬訪問とありがたくお迎えする。

 いきなり、自民党の憲法草案に対しての意見を求められ、いまだ民主党が発表していないことについての理由を聞かれる。そして、さらに内政の課題をどのように対立軸を持って闘おうとしているのかを問われ、日本国民の不安をどう解消していくかの具体に対して疑問を投げかけられる。

 うーん、鋭い!。

 しかし、あらためて感じたことは、諸外国が、与党だけでなく民主党を含めこの国の政治体制の行く末を必死になって見極めようとしていることだ。

 本当に二大政党制に移行していくのか?。この国の保守勢力は、どこまでリベラル層を受け入れる懐深さがあるのか?。改革は本当に実行されるのか?。

 さまざまな観点から、分析と評価を試みていることを強く感じる。

 楽しい、ひと時を過ごし、別れ際に「あなたは、リベラルな方だとお見受けした。」と言われ、いやぁー、民主党内では右っぽく言われるんだけどなぁー、と恐縮してしまった。

 ホント、久しぶりだな、リベラルって言われたのは。

 でも、何だか、少し自分の価値観が伝わった気がしてうれしかったのである。

ドイツ大使館からの表敬訪問