「官僚用語の基礎知識」編纂へ

2009年12月13日 (日) ─

 「官僚用語の基礎知識」は予想をはるかに上回る反響をいただいた。

 如何に、現役官僚も含め世の多くの方々が、官僚用語に違和感を抱いておられるかの証左である。たくさん、新たな「官僚用語」も寄せられた。

 こりゃ、まとめろってことかな...。

 フツー、わからんわな、ってのもある。「下三分の一(したさんぶんのいち)」ってのもそう。

 官僚作成文書に三段組で書かれてるのがあるんだけど、そのうち下三分の一を空白にしておく。チェックを受けると、その下三分の一に書き込みがなされる。つまり下三分の一に書き込みがあるのは、チェックも終わっているということ。「これ、下三分の一済みです」で、関係当局のチェックは終わっているから、OKですの意。

 ということで、ちょっとまとめてみようと思うので、「官僚用語の基礎知識」にぜひ関係者の皆さん、ご協力ください。アレッ、これ変かな、やっぱりというのメールで送ってください。

 もちろん、仄聞で、実際とは違った情報だったとしてもかまいません。この際、整理してみましょ。

 こうした反響は、けっこう目の前で起きるとウケル。先日も、他省との小さなミーティング。双方課長級以下で実務的な議論の場が持たれ、僕も参加したのだけれど、M課長、「日ごろ、副大臣に...ひ、引っぱっていただいて・・・。」

 思わず苦笑。「ご指導」、飲み込んだナ!と突っ込むと一同爆笑。

 ウーム、みんな見とるな、コレ。

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