第二回政治スクール

2006年10月22日 (日) ─

 北川正恭前三重県知事・早稲田大学大学院教授をお招きしての、講義。「民主党の使命、マニフェスト型選挙について」の講演をいただいた。

 じっくり、90分の講義と30分の質疑応答は聴き応えのあるものとなる。1期生のみなさんも大変満足いただけたのではないか。

 理念と政策と運動論のベクトルを一致させるものがマニフェストだ、のご意見はウンウンと頷かせられる。

 党のマニフェストに頼るだけでなく、選挙においてそれぞれの候補者がマニフェスト、すなわち「明らかにする」ことを掲げて戦えば、必ず有権者に納得していただける。選挙は、「お願い」から「約束」に変わった!の一言は補欠選挙を戦ってきただけに説得力を持つ。

 私はスクール校長だが、最後に講師に質問させていただいた。奈良でも、地方自治の首長選挙に政党としてどう関わっていくかは、なかなか難しい問題だと思っている。もちろん、相乗りは許されないが、政党政治とは違う地方自治へのかかわり方は頭を悩ます。

 それに対して、北川先生は政党も今後新たなローカルパーティーの位置づけを見出していくのではないかとのお答えをいただいた。

 まさに、わが意を得たりのご指摘は、今後の県連運営を大きく前進させるものと信じる。北川先生からは、講義の後に別室で励ましと助言のマンツーマンの「特別講義」をいただいた。大いに勇気をいただいた。

 補選が終われば、国会と来年の地方選、参院選に向けての県連活動に特化だ。

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