渡辺元大臣からの参考意見聴取
2009年1月30日 (金) ─
昼の行革調査会。総務、内閣部門と合同の会議が開かれる。
昨日の代表質問答弁で、総理は「わたり」について「今後は、認める考えはありません」と語った。しかし総理が認める認めないではない。政令を撤回するか否かだ。これは何も議員立法などせずとも、該当部分の削除・訂正の閣議決定で済む。
まだまだ、この天下り問題は終わってはいない。
そして、行革調査会では自民党を離党した渡辺喜美元行革担当大臣からの参考意見聴取。
渡辺さんいわく、大臣時代に「官民人材センター懇」の議論の結果である「わたり」禁止について町村官房長官から「削除しろ!」とものすごい剣幕で迫られた、と明かした。官僚の意を受けた官房長官とやりあったというのである。
すごいなぁ、もう離党しちゃったもんだから、何でもしゃべる!マスコミフルオープンだったから、皆さんもテレビなどでご覧いただけるかもしれない。
渡辺喜美元大臣から26日にメールされてきた『「公務員制度改革の工程表」に関する対案のたたき台』が修正されて再度提出されてきた。民主党には組合の関係で飲めないものもあるかもしれないが、と渡辺さんは言われていたが別にそれほど違和感はない。たぶん渡辺案の人件費カットの部分だと思うが民主党はすでに「3年で2割カット」はマニフェストで掲げている。どうも、ゆがめて理解されているところがある。
行革調査会のあと、予算委員の打合せ。来週の出番を正式に言われる。
その後、長い本会議。そして、質疑の準備だが相変わらず役所の対応がヒドイ。ごまかしてごまかして、資料の提出を先延ばしする。
予算委員になって散々このことに煩わされる。いい加減にせーよ!
渡辺元大臣からの参考意見聴取