年末の「男の仕事」
2006年12月31日 (日) ─
「 年末最後の日は、さすがに家族との正月の準備手伝いに遅ればせながら参加。もはやほとんどあてにされていないのを実感しながらも、「男の仕事」とおだてられて市場へ買い物へ。
なぜ、市場への買い物が「男の仕事」なのかようわからんのだが、人ごみを見ると「大変な仕事」であることは確かだ。肉やら魚やらと、眺めながらこの一年の無事を感謝する。正月三が日は三日の日だけ唯一家族と過ごすことができそうだ。
市場からの帰りに、車の中で一年を振り返る。
清水寺の管長は今年一年を表す一語として、「命」と書かれた。確かに、親が子を、子が親を、あるいは時には自らと、命を絶っていく場面が多く報道され、ことさらに命の価値が軽くなっている世相を映し出した。
「命」は改めてその大切さを伝えなければならないのかもしれないが、しかし、私自身、改めて問われる一字としては、「責」が浮かぶ。「無責任の構図」がこの国に蔓延する中、責任のとり方はいかなるものなのかを真剣に考えなければならない。
そして、責任に対して真摯な姿を示すことが今求められている。その意味では、「責」よりも「義」が問われているのかもしれない。
この一年、何とか無事に国会議員として仕事を終えることが出来た。もちろん、まだまだ足りないことばかりであるが、支えていただいた多くの皆さんに感謝!
年末の「男の仕事」