幕引き許さず
2005年12月20日 (火) ─
長妻国交委筆頭理事から電話が入り、筆頭間協議で参考人招致や証人喚問の要求は拒否され、大臣質疑の委員会が開かれるのみとなったとの由。
とうとう、幕引きを与党は決定した。本当に、これでいいのか!!!。
証人喚問で突きつけた四ヶ所メモは、問題の構図の洗い出しの第一歩でしかない。
引き続き、四ヶ所氏やヒューザー小嶋氏の証人喚問、さらには伊藤公介元国土庁長官の参考人招致を図るのは当然である、わが党は強く主張した。しかしながら、巨大与党を率いる自民党の答えは、ノー!。
よーし、こうなったら徹底的に国民にアピールだ!。とばかりに、証人喚問で内河氏には突きつけなかった新たな証拠を、「サンデープロジェクト」で明らかにした。
四ヶ所氏の証人喚問で出す予定だった新証拠だが、明らかに四ヶ所氏の指示によって平成設計が構造を下請けに再検討させた結果の報告メモである。これを、平成設計は総研・四ヶ所氏に伝えているのである。指示の後の検討結果であり、木村証人の証言どおり、「100%、総研の指示で動く」会社、平成設計を裏付けるものであり、総研が指示してきた事実をも裏付けるものである。
続けて、「朝ズバッ!」、「ワイドスクランブル」、「ザ・ワイド」に出演し、状況をアピール。明日の午前中に、捜索が入るとの情報も来た。
耐震偽装問題が、真実解明のクライマックスに向かっていくのか、与党の強引幕引きがかなうのか、の剣が峰となる。
後は、国民の声を届けていただくしかない。皆さんの大きな声をマスコミ各社に向けて発して欲しい。そして、それこそ、国民の声を伝える報道機関がそれを全国に発信して欲しいと切に願うのである。
幕引き許さず