少子化問題集中審議
2007年2月7日 (水) ─
与野党そろっての予算委員会が立ち上がる。
平成19年度の総予算に関する質疑ではない、柳沢発言に端を発した少子化問題の集中的審議である、との位置づけを再度理事会で確認してスタートする。
バッター表と呼ばれる「予算委員会発言表」の表題に「◎平成19年度総予算案」という文言が入っていたのでこれを削除するように要求。「◎予算案」となって再度配布される。
他の野党議員から、「紙のムダだよ」との指摘が入るが、この党はいつも独自路線の発言だ。まぁ、存在感を示すのが命題なんだろうネ。
与党は、猪口邦子前少子化担当大臣と公明党の斉藤代議士。対する野党は枝野筆頭理事、子育て真っ最中の2児のママ高井美穂、川内博史、小宮山洋子代議士らが立つ。
さすがに、未明の質疑決定ということで割り当て時間に比してバッター4人はなかなかに大変。枝野筆頭と小宮山洋子代議士は2時間(!)、他も1時間という長丁場の質疑になる。明日は、他の野党が2時間。結構、たっぷりの集中審議だ。
枝野筆頭は冴えた質疑でテレビ中継がないのが惜しい。そして、美穂ちゃん、川内さんと鋭い質疑が続き洋子さんは主婦の代表という立場で柳沢大臣に突っ込む。みんな、頑張ったという予算の現場の感想だが、それでも反論としては「揚げ足取り」という決まり文句が来るのだろう。
謝罪しながらも逆切れする柳沢大臣の反応と、小宮山さんの質問に安倍総理が「誤解は議員の方」とムキになる具合といい、政権内はごたごたの雰囲気が伝わってくる。
さぁ、一気に論戦展開だ。
少子化問題集中審議