国民のチカラ

2011年3月12日 (土) ─

 現場からの災害対策要請が次々と届く中、一方でさまざまな方面から災害対策支援の申し出も多数いただく。

 とりあえず党の窓口としては幹事長室に一元化され、混乱なきように政府に伝達される仕組みができているのですべての情報を幹事長室に上げていく。

 現地の病院からは、地震による停電のため自家発電に切り替えたがそのジェネレーターの燃料となる重油は残り15時間分しかないとの連絡あり。被災地が陸の孤島と化している状況の中で、こうした重油の補給のみならず現実の被害に遭われている方々の人命救助に全力を尽くすことが、今の対応のいの一番でもある。

 有識者、専門家の方々からの阪神淡路大震災の教訓をもとにしたアドバイスも的確だ。

 こうした情報の交通整理をしっかり行いながら、党と政府一体で被災者救援・救命・被害拡大防止に努める。

 本部では災害後72時間の対応を最も重要と位置づけ、交代で24時間対応を行うことになった。

 また、月曜日には全議員対象に「対策本部総会」が開かれ、情報共有を図る。

 私たち一人一人が、今、何ができるかを真剣に考えなければならないとき。

 今こそ、国民全員のチカラを集めるとき。

国民のチカラ