前倒しで国会準備

2008年11月16日 (日) ─

 国会は延長なし、で大勢が動いている。

 さすがに、愚策の給付金に対する世論の批判に耐えられないと判断したのかとにかく早々に国会を閉じてしまえということか。

 明けて1月の5日に通常国会召集などとも言われており、「政局より政策」のお題目も吹っ飛んでの政局至上の政権運営である。

 金曜日、税調議論で上った民主党の暫定税率廃止に伴う道路予算の問題もどのような観点で絞り込むかは重要な要素だと思って国交部門会議に出席。会議で問題提起を行う。道路やってきた立場で言うと、キチンとやんなきゃな。

 また来週の法案審議に上る「200年住宅法案」についても耐震偽装事件以来、改悪が続く建築関連法案として論点を提示する。すぐに、斎藤筆頭理事から「来週質問やって!」とご指名あり、その場で了解。来週、久しぶりに国交委に戻って質問だ。

 その後、「地域金融円滑化法案チーム」の会合に出席。浪人中にも一生懸命訴えた中小企業向けの金融アセスメント法案をまたこの機にこそ提出しようということで、これもぜひとも積極的に取り組むつもりだ。

 その後、内閣委員会。理事から来週の一般質疑の希望を聞かれたので、即答。

 骨抜き内閣人事局構想の結末の前に、しっかりと甘利大臣に質さねばならないことがまだまだある。水、木のワーキンググループ(実務者会議)の報告を受け、さらに顧問会議の結論を報道で知る。

 人事院の抵抗が相変わらずのようだが、報道紙面によると一元化の方向に向いているようには見えるが、官僚たちがまた何らかの骨抜きを画策している可能性もあり十分注意が必要だ。

 これについても、リアルタイムウォッチで質疑の予定だ。

 そして、11月を目途としての道路の需要推計の見直しと中期計画の再提出についてはごまかしを許さないためにも来週から厳しくチェックを入れていく。

 正月5日に通常国会召集ということは、今年より2週間早いということだからすべての準備も前倒しだ。

前倒しで国会準備