初夏の葛城登山
久しぶりの完全休暇を連休中の30日に取る。
自身の休みとしては連休中はこの1日だけだ。ノンビリしようかな、と思う反面子どもたちをどこかへ連れて行かんとな、でも混んでるとこはヤだし、思いが交錯する。
気持ちよく汗かいて、それでお金のかからないところ、と言えばやはり山登りとなる。
ボーイスカウトのリーダーとして冬に登ってた葛城山あたりがちょうどいいか?、ということで6人の子どもとヒロコとで出かける。
足が痛いと言ってるじいちゃん、ばあちゃんたちはお留守番。
さて、葛城山に登り始めたのはいいが、恐ろしいほどに体力ならびに持久力が落ちていることにハタと気づく。
子どもたちとヒロコはすいすいと登っていくのだが、足が上がらない。ゲェッ、なんちゅう弱りよう...。こりゃ、相当まずいな。
結局、途中休みながら水分と飴などのエネルギー源を補給しながら登るのだが、キツイ。登山口の看板に所要1時間半と書いてあったので、軽く見ていたが、正直小学1年生のプッチに置いてかれるような状況は想像だにせんかった。
登山中も下山のハイカーの皆さんと挨拶を交わすのだが、一様に「アレッ、まぶちさん!。」と気づいて声をかけてくれるにもかかわらず、もはや、「ニコッ」の顔ができてないのが自分でもわかる。
私の「ヒィーッ!、ヒィーッ!」のうめき(?)声に、次女のリイナが「お母さん、お父さん死にそうだよ。」と冷静に「伝達」している。
こ、殺すなよ!
ヨレヨレ状態を、面白がって携帯で撮られる。もう、撮られてるのわかってても、ポーズなどつけてられない。
どーでもイイよー。でも、携帯日記に送るなよ。
1時間15分ほどで何とか登りきる。登りきったら、頂上のロープウェイ乗り場から「あと、5分で出発します。次は1時間後です。」のアナウンス。
「1時間後だったら、もう、降りよっか!」と、皆走ってロープウェイに向かう。
オーイ、ゆっくりしないのかヨー!?
下りは、ロープウェイで5分。アッサリ下山。
山頂滞在時間、おそらく2分。
ホントに、「登山」だけ。これで、いいのか?! 楽しかったか?!
チョット、苦しかったぞ!、お父さんは!。