分科会と集中審議
2007年3月1日 (木) ─
予算委員会は分科会と地域間格差についての集中審議。
分科会は予算の更なる詳細についての審議ということで、8つの分野に分かれての審議。新人議員の質問練習の場とも言えるのだが、概ね地元関連質疑がなされる。
予算委員は分科委員として8つのどれかに配属される。今年は、内閣府担当の第1分科会。各議員がそれぞれが30分刻みの質問を行うのを聞いている役割。地元関連やら、アピールやらで予算委員会の中でも何とも言えないまったりとした空気が流れる。
二年生議員なので、当然分科会質問当番も回ってくる。文科関係で第4分科会。地元の話題ということで、高松塚古墳の壁画保護に絡めて文化財保護と活用の観点を質す。もちろんこれは、遷都1300年事業における平城宮跡利用についての文化庁ならびに文科省の明確な答弁を求めるためのもの。かつて、88年のシルクロード博では文化庁が平城宮跡利用に難色を示したために会場が奈良公園になるなどの事態があった。
伊吹文科相は、1300年事業は平城宮跡で行うべきと見解を示し、文化庁は県の計画を開催の前々年度、前年度までに提出されるべきと期限を明示した。
午後は、総理出席・テレビ入りの審議だが、特命を受けての質疑の準備で小宮山泰子代議士に委員を差し替えてもらう。
果たして出番は回ってくるのだろうか。明日にも採決を行おうと与党は強硬姿勢を崩していないようだ。
分科会と集中審議