再生のための新生

2005年9月18日 (日) ─

 前原誠司新代表が誕生した。

 本日の両院議員総会の代表選出選挙で、96対94で菅候補に勝った前原候補。

 投票ギリギリまで前原支持を訴えて、前原選対が全力を振り絞って頑張った。選対本部長の野田さんの、ホッとした顔。

 本当に危機感を募らせて、結集した結果だ。党再生のための、新生の瞬間だ。

 しかし、結果は党を二分している。これからが、大変だ。

 一致結束を図ることは、単にバランスを重視するだけではすまない。まさに、代表の力量が問われる。

 思えば、選挙直後から党再生への危機感をどう結集するかに頭を悩ませた。

 火曜日には、近畿の2期生を中心に京都に結集し、党の改革を強く推進するための議論を朝まで展開した。

 野田、前原へのエールと共に、今回の結果に結びつける一助となったと思う。

 直前の票読みは、97票。うーん、選挙はやはり大変だ。

 「薄氷を踏む選挙はもう勘弁して欲しい...。」の選対の仲間の言葉は、激戦を制した後の更なる戦いにボロボロになってしまった状況をよく表している。

再生のための新生