元OSK日本歌劇団スターのショータイム
2007年1月20日 (土) ─
かつて、あやめ池遊園地の円形大劇場を常打ち小屋としていたOSK。
あやめ池遊園地の閉園を前に既に解散してしまったが、当時のトップスター涼風うらら、奈ツ城有貴、高帆未来、毬紗みのり、大咲せり花の5名のディナーショーが奈良ゾンタクラブの新春チャリティーショーとして催された。
大正11年(1922)4月に松竹劇楽部として誕生したOSKは、人気の面では宝塚歌劇団に大きな差をつけられてはしまったが、実力ある団員のレビュー中心の興行は根強いファンを創っていった。
幼きころ、あやめ池遊園地で初めて見たOSKのレビューは子ども心にも鮮烈だった。ド派手な衣装と化粧と歌と踊りは、非現実的な世界を見せるに十分だった。団地の上の階に住むオバちゃんに、友達だからと楽屋にまで連れて行ってもらってバサバサと音を立てそうなつけまつげに驚いたことがあった。
そんなOSKもその後は存続活動の結果、ニューOSKとして活動を再開している。そして、今回の新春チャリティーショーは、ニューOSKに参加しなかった面々だそうだが、見事な歌と踊りは会場の万雷の拍手を得ていた。
お義母さんと、「山のお母さん・お父さん」と共に楽しませてもらった。
主催者側としてお手伝いに入っているヒロコから、「逃げずに来たわね!」と厳しい言葉が来る。「逃げないよー、そんなもん...。」と答えるが、女性ばかりの会合が苦手だというのを、読まれている。
でも、山のお父さんも、「こんなん、ご婦人ばかりやないかぁ。」とビビッていた。
やはり男の気分は、いつも同じだ。
元OSK日本歌劇団スターのショータイム